株式会社アタリとZARBON AND DODORIA株式会社は、バーチャルキャラクター「MEME(メメ)」を共同開発した旨を発表しました。2019年4月2日にメメのInstagramアカウントを開設。リアルな感情や思想を持った「不完全な女の子の言葉」や、日常の出来事、メメ自身が作ったアート作品を中心に投稿を行うとのことです。
メメは、人間と同じように悩みやコンプレックスを持ち、まるでリアルに存在するかのように生きる「不完全な魅力と意思を持った、CGキャラクター」をコンセプトとしています。
MEMEのプロフィール:
アート・デザイン・写真などがスキで、できればそれを仕事にしたいと思っている女の子。性格はパンク。
そばかすと、額と顎にやや目立つ痣があり、コンプレックスに感じているが、それをポジティブに個性として捉える側面もある。
しかし、ネガティブになる時ももちろんあり、ちょっとメンヘラな側面も。自分の周りで起こる事や社会の出来事について、目をそらすことなく自分の頭で理解をしたいと思っており、“リアルであること”が彼女のモットー。
国外で注目を集める「バーチャルインフルエンサー」
近年、バーチャルなキャラクターを影響力や発信力のある人物(インフルエンサー)として、「バーチャルインフルエンサー」という言葉が浸透しつつあります。アメリカのBrud社が作り出したバーチャルインフルエンサー「リル・ミケーラ(Lil Miquela)」は、150万人を超えるインスタグラムのフォロワー数を有しています。
また、フライドチキンチェーンのケンタッキー・フライド・チキンでは、自社のバーチャルインフルエンサーとして、同社のマスコット、カーネル・サンダースを起用。カーネル・サンダースと他企業とのコラボレーション企画が始動しています。
(参考)株式会社アタリ プレスリリース