Home » Vi社、XRデバイス対応のグローブを開発中と発表。将来的には自社製XRヘッドセットもリリースする計画


VRヘッドセット 2024.02.22

Vi社、XRデバイス対応のグローブを開発中と発表。将来的には自社製XRヘッドセットもリリースする計画

XR関連のスタートアップVi(virtual eye)は、自社製のXR対応グローブと一体型XRヘッドセットの開発を進めていることを発表しました。

2月現在、詳細は明らかではないものの、Vi社のプロダクトデザイナーEugene Nadyrshin氏によると、グローブはIMU(慣性計測装置)とハンドトラッキングを組み合わせて動作する仕組みとのこと。手の甲部分には、振動触覚フィードバックを搭載するそうです。

同社創業者のCix Liv氏は自身のX(旧Twitter)にて、グローブのデモ映像を公開中。グローブを装着してダンベルを持ち上げると、そのデータが映像側にも反映されている様子を見ることができます。

ViはまずXRグローブを商品展開し、その後にXRヘッドセットをリリースする計画。「(開発のための)資金調達にはコミュニティも参加可能で、最終的にはヘッドセットに搭載されたカメラの情報も公開する予定」とCix氏はコメントしています。

Cix氏は、XRヘッドセットの開発プロセスも説明。「既存のハードウェアを工業的に再設計することで、そのほとんどが実現可能であり、特定のユースケースに取り組んだ後は、3Dプリントで初期生産が行える」と説明しています。

Cix氏は、過去にYURやLIVといったXR関連のスタートアップに携わったことで知られています。今回のViは、コンピューター・ビジョンを使って家の物に値段を付けてオンラインで販売できるARアプリを作るというアイディアから生まれたとのことです。

(参考)Road to VR

Mogura VRはRoad to VRのパートナーメディアです。


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード