株式会社トーハンは5月上旬より、VR視聴サービス「VR THEATER」を明屋書店中野ブロードウェイ店(東京都中野区)に期間限定でテスト導入しています。これは同社の店頭活性化プロジェクトの一環として行われているもので、同サービスの書店への導入は初となります。
店頭で常時20種類以上のVRコンテンツを提供
「VR THEATER」は、全国のネットカフェなどの店頭でVRヘッドセットを装着し、VRコンテンツを視聴・体験できるサービスです。インターピア株式会社、株式会社ejeが共同運営を行っており、ネットカフェ自遊空間の一部店舗や、見放題プランを提供する快活CLUBなど、多数の施設で体験できます。
視聴コンテンツは「進撃の巨人展360°体感シアター“哮”」などコミックコンテンツをはじめ、ホラー、アドベンチャー、アイドルライブなど、常時20種類以上のVR視聴を楽しむことが出来ます。
今回トーハンは、明屋書店中野ブロードウェイ店に「VR THEATER」をテスト導入。体験を希望する来店客は、レジにて視聴料金を支払います。VRゴーグル「Gear VR」とヘッドホンを装着し、売場に設置した球体型のボディソニックを内蔵した振動チェア「Telepod」に着席すると、好きなコンテンツを視聴できます。
同店ではプロモーション映像、ポスター等で「VR THEATER」をアピール。また来店客向けマニュアル(日本語・英語・中国語対応)、視聴コンテンツ一覧表などを用意し、オペレーションに対応しています。
書店でのVRは珍しい、との声
トーハンによれば土・日・祝日の利用が多く、実際に利用した来店者からは「書店でVRが視聴できるのは珍しいので見てみようと思った」「豊富なVRコンテンツを見られるのは嬉しい」などの声が寄せられているそうです。
店頭には2台の「Telepod」を設置しており、友人同士やカップルで視聴して記念写真を撮ったり、外国人の来店者が視聴するケースもあるということです。
同社の店頭活性化プロジェクトでは、これまで様々な企画で書店店頭の集客を図っています。今回の「VR THEATER」の導入により、書店を訪れる知的好奇心の高い客層に向け、新しいエンターテイメントサービスを提供しています。
実施店舗概要
名称 |
明屋書店中野ブロードウェイ店 |
住所 |
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ3F |
アクセス |
JR中野駅北口徒歩5分 |
営業時間 |
11:00~20:30 |
(参考)株式会社トーハンプレスリリース