Fable StudioによるVR映像作品、“The Wolves in the Walls”がエミー賞を受賞しました。本作は、同タイトルの絵本であるNeil Gaiman氏の原作をもとに、インタラクティブなVR映像作品として制作されました。
想像力豊かなルーシーの世界へ
物語の主人公は想像力豊かな8才の少女ルーシー。部屋の壁の中に、凶暴なオオカミがいるはずだと強く疑っています。果たして本当にオオカミがいるのか、プレイヤーはルーシーと一緒になって物語を進めます。
ルーシーが不安な気持ちにさいなまれると、部屋が歪んだりというように、彼女の感情に合わせて変わる世界を体験することになります。
バーチャルキャラクターとの一体感
物語の傍観者ではなく、8才の少女と同じ目線で物語を一緒に体験してもらう。たとえバーチャルな存在であっても、キャラクターとの一体感が感じられるというのが本作の特徴だと、制作陣は語っています。
本作の中で、ルーシーは単に筋書き通りにふるまうだけのキャラクターではありません。プレイヤーがどのようにルーシーと接するかによって、彼女の反応もまた変わるとのこと。
このために、より活き活きとしたキャラクターとしてルーシーの存在を感じられることになるでしょう。
なお、本作は現在、Oculus Storeにてアーリアクセス版が無料公開されています。
(参考)VRScout