VR体験施設VOID、ラスベガスなど2都市でオープンへ 展開進む 世界各地にVR体験施設を展開する「The VOID」は、新たに2つの施設をカリフォルニア、ラスベガスにてオープンすることを発表しました。
同施設は2018年早期に開設するとしており、ルーカス・フィルムの下にあるILMxLABと共同で制作した『スター・ウォーズ:Secrets of the Empire』が体験可能になります。
スター・ウォーズのVR体験が提供
The VOIDは、ニューヨークやロンドン、ドバイ、カリフォルニア・アナハイムなど世界都市に展開しているVRアミューズメント施設です。
映画業界とタッグを組み、『ゴーストバースターズ』や『スター・ウォーズ』など人気映画を題材としたVRアトラクションを展開しており、高性能な独自のヘッドセットやトラッキングシステムを組み合わせた体感型の“ハイパーリアリティ”をうたっています。
現在7つの都市に展開しているVOIDは、新たに小売不動産会社GGPと提携して、2018年初頭に2箇所の施設をオープンすることを発表しました。
それぞれカリフォルニア州・グレンデールの商業施設Glendale Galleria、ラスベガスのベネチアン/パラッツォ・ホテルにあるGrand Canal Shoppesに位置します。
新しい施設では、『スター・ウォーズ』を製作するルーカス・フィルムの下にある先端技術スタジオILMxLABと協力して制作された、『Star Wars: Secrets of the Empire』が体験できます。
独自のエンターテインメント施設を展開したい
The VOIDのCEOであるCliff Plumer氏は、「GGPとの提携は、没入型のエンターテインメントを幅広い消費者に提供するためのネットワークの拡大をもたらしてくれます。VRは“百聞は一見に如かず”であり、私たちは2018年にかけて新たなキーとなる市場に独自のエンターテインメント施設を展開したいと考えています」と述べています。
GGPの事業開発担当Melinda Holland氏は、VOIDとのパートナーシップは「新しい娯楽体験を地域のショッピングセンターに付加する」というGGPのキュレーション戦略に適っているとしています。
新たに開設するVOIDエクスペリエンスセンターのチケットは、近日公式サイト上で予約可能になるとのことです。
(参考)
The VOID to Open Immersive Entertainment Venues at Glendale Galleria and Grand Canal Shoppes at The Venetian|The Palazzo in Early 2018 / Business Wire(英語)
https://www.businesswire.com/news/home/20171219005428/en