タコスチェーン「タコベル」がメタバース「Decentraland」に登場バーチャルチャベルを設置

大手ファストチェーンのタコベルは、メタバース「Decentraland」への参入を発表。愛の誓いが行えるバーチャルチャペル、「Taco Metaverse Wedding Chapel」を設置したことを告知しました。

「Decentraland」は、ブロックチェーンを活用しているのが特徴で、他ユーザーとのソーシャル体験を楽しんだり、構築されたコンテンツで遊ぶことができるメタバースです。バーチャル空間内の土地を暗号資産で購入も可能です。

「Taco Metaverse Wedding Chapel」では、バージンロードを歩くことやダンスを行うことが可能。会場のスタイルは利用するカップル側が設定することが可能で、”結婚”した2人には結婚証明書NFTがプレゼントされる仕組み。来場者にもNFTコスチュームが贈呈されます。

Your dreams, our reality. We’re looking for one lucky couple to say “I do”. Enter our #TacoBellMetaverseWeddingContest now at https://t.co/JON7yHFRed. pic.twitter.com/9aXOPaESIQ

— Taco Bell (@tacobell) August 25, 2022

現在タコベルは、「Taco Metaverse Wedding Chapel」を利用したいカップルを募集中（9月6日に締め切り）。結婚式の模様はライブ配信される予定で、「Decentraland」プレイヤー以外も視聴できる仕組みになる予定です。サプライズゲストの登場も予告されていますが、現時点では詳細な情報は発表されていません。

メタバースの流行から「Decentraland」を利用する企業などは増え続けています。8月には動画配信サービス「Netflix」が、独自配信映画「グレイマン（原題：The Gray Man）」の展開を始めたことが報じられました。また2021年末には、カリブ海に位置する国、バルバドスが「Decentraland」に大使館を開設する予定を公表し注目を集めました。

「Decentraland」自体もイベントの開催を積極的に行っており、2021年末にはカナダの有名DJ、deadmau5などが参加する「メタバースフェスティバル」を開催しています。