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話題 2022.03.02

VR/ARコンテンツを作れるSTYLY、Unityいらずで3Dモデルの修正・変更ができる新機能をリリース

リアルメタバースプラットフォーム「STYLY」の制作ツール「STYLY Studio」に、新機能「Modifier(モディファイア)」がリリースされました。オブジェクトに対する修正・変更を、専門ツールを使うことなく行うことが可能となります。

「STYLY」は、素材を組み合わせることでXRコンテンツを作成し、マルチプラットフォーム対応コンテンツとして配信可能なクリエイティブプラットフォームです。Meta Quest 2やHTC VIVEなどの定番VRヘッドセットや、ゴーグル型VRヘッドセットのVIVE Flow、Nreal LightなどのARグラスなど、幅広いデバイスに対応しているのが特徴です。

「STYLY」向けのコンテンツ制作に用いるツールが「STYLY Studio」です。Webブラウザ上でもVR内でも起動でき、プログラミング知識などがなくともコンテンツを制作できる点が特徴です。

しかし、これまではオブジェクトのスタイル変更やアニメーションの付与には、Unityなどの外部ソフトを経由する必要がありました。

「Modifier」は、こうしたオブジェクトへの「修正・変更」を、「STYLY Studio」上で1クリックで付加できる機能です。

具体的に「Modifier」で実施できるのは、オブジェクトに対する「掴む」「装備する」「破壊する」などのインタラクション付与、アセットの質感や色を変更できるスタイルチェンジ、回転や移動などのアニメーション追加、Humanoidモデル(人型アバター)アセットへのモーション付与など。これにより、専門的な知識がなくとも多様な表現を実現できるほか、作業時間も大きく削減できるとのことです。

「Modifier」を利用したサンプルシーンの動画も公開されています。今後「Modifier」機能は継続的に追加されていくとのことです。

(参考)プレスリリース


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