アメリカで人気のテレビドラマ『シリコンバレー』。現地時間3月25日にシーズン5の放送開始に合わせ、HTC Vive向けVRゲーム『Silicon Valley: Inside the Hacker Hostel』がリリースされることが発表されました。
ドラマ『シリコンバレー』は、現代のアメリカ・シリコンバレーを舞台に、IT事業の成功で一攫千金を狙うスタートアップ・起業家たちを描くコメディで、エミー賞も受賞している作品です。今回のVRゲーム『Silicon Valley: Inside the Hacker Hostel』の配信にドラマファンからの注目が集まっています。
『Silicon Valley: Inside the Hacker Hostel』は、VRスタジオREWINDがゲームエンジンUnreal Engine4を使用して開発を行っています。同スタジオはBBCと提携して宇宙飛行士のVRシミュレーション『Home – A VR Spacewalk』も製作し数々の賞を受賞しています。
想像以上にやりたい放題
本VRゲームでは、ドラマに登場する人物たちであるリチャードやディネッシュ、ギルフォイル、ジャレッドが生活と仕事の場とするおなじみの家が舞台。750個以上のインタラクティブな要素を含むゲームで遊ぶことができます。たとえば、膨大なコーディング地獄のリチャードを手伝ったり、(VR空間内で)VRヘッドセットを装着してみたり。ほかにも、ドラマで話題になったホットドッグを見分けるアプリ『Not Hotdog』で遊び、水パイプを破壊し、トーストを焦がし、テキーラボトルを一気飲みして、壁に穴をあけるなどドラマに出てきた出来事を体験できます。
VRゲーム内では想像以上に行動範囲が広く、様々ななものを触ったり壊したりできるので、ユーザーは没入感のある混沌としたドラマの雰囲気を体験することが可能です。
本物のセットを綿密に再現
REWINDは、開発に高機能3DCG製作ソフトウェアの3DS MaxとMaraを組み合わせて使用し、実際のドラマの撮影セットをレンダリングしているほか、専用ツールを使って素材を忠実に再現しています。
(参考)
Road to VR、 VRScout、HBO、REWIND、iTunes Store『Not Hotdog』
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