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活用事例 2023.09.27

ShopifyがiPhone向けに3Dスキャン機能を追加、返品率減見込む

ECサイト制作管理ツールのShopifyが、iPhoneアプリに3Dスキャナー機能を追加しました。日本でも追加費用なしで利用できます。使用するには、「iPhone Pro 12」以降の機種で、「iOS 17」にアップグレードする必要があります。


(出所:Shopify)

Shopifyの3Dスキャナー機能を使えば、専用機材やソフトウェアの使用経験がなくても、わずか20分ほどで3Dモデルを作成できます。ECサイト運営者は、テキストと画像による商品紹介に加えて、商品の3Dイメージを掲載できます。顧客が実物のサイズや形状、表面材質をさらに想像しやすくなり、誤購入による返品や問い合わせを減らすことにつながるとしています。

撮影の工夫は必要だが、試す価値あり

(出所:Shopify)

Shopifyは公式ブログの機能紹介(英語)で利用手順を紹介。さらに、「最高のキャプチャ結果を得るためのヒント」として、撮影準備と試行錯誤が重要だと説明しています。

  • 高さ、長さ、幅が8cm以上のものから始めましょう。
  • できるだけ柔らかく、均一な自然光が入る場所を選びましょう。
  • あらゆる角度から撮影できるよう、商品の周囲に十分なスペースを確保する。
  • 背景が商品より明るい色であることを確認してください。
  • 商品を撮影するために、10~15分の中断のない時間があることを確認してください。
  • 最良の結果を得るためには、複数回の撮影をお勧めします。
  • 光沢のある反射する表面は、最良の結果が得られない場合があります。

Shopifyは公式ブログで、「どのツールにあなたの時間を投資する価値があるのかを見分けるのは難しいですが、3Dオブジェクトにはその価値が十分にあります」とコメントしています。

(参考)ShopifyShopify Japan


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