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ゲーム・アプリ 2018.09.21

「スペチャンVR」はオリジナルストーリー&ステージも展開! PSVR版体験レポ【TGS2018】

2018年9月20日から9月23日まで、千葉・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ2018(TGS2018)。本イベントでは、グランディング株式会社が開発中のPlayStation VR(プレイステーションVR・PSVR)対応ゲーム「スペースチャンネル 5 VR あらかた★ダンシングショー」の体験デモ版が出展されています。

デモが体験できるのは、ソニー・インタラクティブエンタテインメントのブース(ホール4)、およびグランディングのブース(ホール10 VR/ARコーナー内10-W19)です。なお、グランディングブースでは2人同時プレイが可能です。


(こちらはグランディングブース)

本タイトルは、未来の宇宙テレビ局のリポーター”うらら”と新人リポーターであるプレイヤーが、地球に襲来した謎のダンシング宇宙人”モロ星人”により人々が踊らされている……という怪事件を生中継。踊って戦って番組視聴率をアップさせていくという内容です。

今回のデモはPSVRと両手にPlayStation Moveを持ってプレイ。うらら先輩や“モロ星人”など、敵の「アップ」「ダウン」「ライト」「レフト」などの声に従い、リズムにあわせて指示された通りに体を動かします。過去の家庭用ゲーム機版では方向キーとボタンで操作していたものを、実際に全身を動かしポーズを決めることでプレイでき、作中の事件現場にその身をもって入り込めるというものです。

体験デモのゲーム部分については、2018年2月の闘会議でのHTC Vive版デモとほぼ同じ。そちらは下記の記事で詳しく紹介しています(もちろん、何言ってるんだか分からないような独特の世界観についてもあらかた説明しております)

さて今回、プレイヤーキャラクターとして“うらら”の後輩となる双子姉妹“ルーちゃん”、“キーちゃん”のビジュアルが公開されています。この双子姉妹の姿はプレイヤー自身の身体として、そしてモニターに映る姿としてゲーム中に見ることができます。

今回はPSVR版を体験しましたが、ゲームプレイ上全く必要がないのに、うらら先輩が歩くのに合わせて自分も腰をくねらせてしまったり、リズムにあわせて「ライト」「レフト」と口にしてしまう没入度は健在でした。

デモの冒頭には「製品版をプレイするときは周りをきちんと片付けて」とのアナウンスが入るのですが、実際に体験すると手も体も上下左右に動かすので、周囲のモノをきちんとどかしておくのは重要です。と同時に、プレイヤーの手の動きを検知するためのPlayStation Moveも当然上下左右に動かすので、きちんとMoveを検知できるようにPlayStation Cameraを設置しておく必要性もありそうですね。

さて、今回のデモでプレイできたのは家庭用ゲーム機版を彷彿とさせるステージ。当時プレイした筆者としてはまさにゲームの中に入っていると実感できたのですが、実はこの後新しいステージやストーリーが展開されるとのこと。これは早くうらら先輩と一緒に色んな現場でリポートをしたくなるというものです!

「スペースチャンネル5 VR」のPSVR版は、「スペースチャンネル5」が発売されて20周年記念となる2019年内の発売を予定しています。

©SEGA ©Grounding Inc.

(参考)「スペースチャンネル 5 VR あらかた★ダンシングショー」公式Webサイト、グランディング株式会社 公式Webサイト


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