オンラインゲームプラットフォーム「Roblox」は、Webカメラなどの映像を認識しアバターがアニメーションする新機能の実装を発表。13歳以上のユーザーに対して、段階的に利用可能になると告知しました。
アバターアニメーション機能は、アバターの顔とユーザーの表情を同期するというもの。他のユーザーと交流したり、1人で遊んだりする際に、アバターの表情をリアルタイムで変化させられます。「Roblox」には以前、マイク音声を反映するリップシンク機能が導入されており、今回の更新で顔全体が動くようになった形です。
アニメーション機能は、各コンテンツのクリエイターが作品内での使用を有効化した場合に使用可能。現在、ワールドの作り手側には各機能が提供されていますが、ユーザー側には今後、徐々に提供を行っていく予定とのこと。
#RobloxDev Update:
As we expand our platform to enable people to communicate and express themselves like never before, we're rolling out the ability for 13+ users to animate their avatars using their cameras.
Learn how to turn on this feature:https://t.co/TW8ROb5xEJ
— Roblox (@Roblox) August 1, 2023
デバイスのカメラを有効にすると、ユーザーのアバターを表示する新しいセルフビューウィンドウも自動的に表示されます。セルフビューでは、カメラ入力に対するアバターのフェイシャルアニメーションの反応をリアルタイムで確認できます。
アバターパーツのアニメーション対応の有無は、アバターページ、あるいはマーケットプレイスで確認できます。対応している場合、下記画像のようなアイコンが、ヘッドパーツの右下に表示されます。
「Roblox」はプレイヤー自身がゲームを制作したり、他のプレイヤーが作ったゲームを遊べるプラットフォームです。「Roblox」によると、全世界の日間アクティブユーザー数(DAU)は6,610万人を超え、ユーザー自作のコンテンツ(UGC)は3,200万以上となっています。7月末には、Meta Quest版のオープンベータ版もリリースされました。
(参考)Roblox