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Roblox 2023.08.03

「Roblox」で、アバターのアニメーション機能が実装 カメラ映像を認識して表情の同期が可能に

オンラインゲームプラットフォーム「Roblox」は、Webカメラなどの映像を認識しアバターがアニメーションする新機能の実装を発表。13歳以上のユーザーに対して、段階的に利用可能になると告知しました。

アバターアニメーション機能は、アバターの顔とユーザーの表情を同期するというもの。他のユーザーと交流したり、1人で遊んだりする際に、アバターの表情をリアルタイムで変化させられます。「Roblox」には以前、マイク音声を反映するリップシンク機能が導入されており、今回の更新で顔全体が動くようになった形です。

アニメーション機能は、各コンテンツのクリエイターが作品内での使用を有効化した場合に使用可能。現在、ワールドの作り手側には各機能が提供されていますが、ユーザー側には今後、徐々に提供を行っていく予定とのこと。

デバイスのカメラを有効にすると、ユーザーのアバターを表示する新しいセルフビューウィンドウも自動的に表示されます。セルフビューでは、カメラ入力に対するアバターのフェイシャルアニメーションの反応をリアルタイムで確認できます。

アバターパーツのアニメーション対応の有無は、アバターページ、あるいはマーケットプレイスで確認できます。対応している場合、下記画像のようなアイコンが、ヘッドパーツの右下に表示されます。

「Roblox」はプレイヤー自身がゲームを制作したり、他のプレイヤーが作ったゲームを遊べるプラットフォームです。「Roblox」によると、全世界の日間アクティブユーザー数(DAU)は6,610万人を超え、ユーザー自作のコンテンツ(UGC)は3,200万以上となっています。7月末には、Meta Quest版のオープンベータ版もリリースされました。

(参考)Roblox


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