株式会社リコーは、スタンダードクラスの360度カメラ「RICOH THETA SC」を2016年10月28日に発売します。 「RICOH THETA(リコー・シータ)」は、ワンタッチで静止画と動画を撮影できる360度カメラとして、2013年に発売されました。2014年には改良型の「RICOH THETA m15」、2015年10月23日には、高画質を望むユーザーなどの要求に応える形でシリーズの上位機種もあたる「RICOH THETA S」も発売されました。
今回発売される「RICOH THETA SC」は、360度の全天球映像を手軽に楽しめることをコンセプトとした、360度カメラのスタンダードモデルとして開発された製品となります。
2モデルの違いは?
今回は、RICOH THETA Sと、新モデルであるRICOH THETA SCの違いを紹介します。公式サイトを参考にした製品スペックの比較は下記のとおりです。
RICOH THETA S |
RICOH THETA SC |
|
外形・寸法 |
44 mm(幅)× 130 mm(高さ)× 22.9 mm(17.9 mm)(奥行き) |
45.2 mm(幅)× 130.6 mm(高さ)× 22.9 mm(17.9 mm)(奥行き) |
質量 |
約125g |
約102g |
カラーバリエーション |
1色 ブラック |
4色 ベージュ |
有効画素数 |
約1200万画素(×2) |
約1200万画素(×2) |
静止画解像度(最大) |
5376×2688 |
5376×2688 |
静止画_特殊撮影 |
ノイズ低減 |
ノイズ低減 |
動画解像度(最大) |
1920×1080 |
1920×1080 |
動画_フレームレート |
30fps |
30fps |
動画_1回の記録時間(最大) |
25分 |
5分 |
ライブストリーミング |
UVC,HDMI |
不可 |
外部インターフェース |
USB,HDMI |
USB |
内蔵メモリー |
約8GB |
約8GB |
アプリケーション |
iOS/Android/PC |
iOS/Android/PC |
価格 |
42,800円(税込)程度 |
32,800円(税込) |
(参考:THETA360.com)
高性能なTHETA S、カジュアルなTHETA SC
主な差異としては、THETA Sはライブストリーミングが可能なこと、外部インタフェースとしてHDMIが対応していること、動画の撮影時間が長いことが挙げられます。一方、スタンダードモデルとなるTHETA SCはカラーバリエーションが4色とTHETA Sに比べて豊富になっていることが特徴です。
Mogura VRでは、今後、使用感の比較などもお伝えします。
(参考)
THETA360.com 製品比較 https://theta360.com/ja/about/theta/