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ゲーム・アプリ 2020.08.25

音楽と環境保全を題材にしたVRパズルADV「Rhythm of the Universe: Ionia」リリース時期発表

マサチューセッツ州ボストンのVR開発スタジオROTU Entertainment制作の新作VRゲーム「Rhythm of the Universe: Ionia」が2020年第4四半期にリリースされることが発表されました。対応ヘッドセットはValve Index、Oculus Rift(Rift S)、HTC Vive、Windows Mixed Reality、HP Reverb G2。また、Oculus QuestにもOculus Link経由で対応します。

「Rhythm of the Universe: Ionia」はシングルプレイ専用のファンタジーパズルアドベンチャーゲーム。プレイヤーは古代遺跡を探索し、音楽を奏でる魔法を発見しながら、舞台となる「イオニアの森」の守護神「ハルパ」と森に住まう動植物たちを侵略軍の魔の手から救うべく、冒険を繰り広げていきます。

本編にはタイトル名の通り、音楽(リズム)をテーマにした謎解きが多く登場。楽器を用いて曲を演奏したり、特定のリズムを取ると言ったユニークな仕掛けが立ちはだかります。森に生息する動植物たちも楽器をモチーフにした容姿をしていて、音楽を奏でる魔法を使えば癒すことができます。本編はそんな魔法がもたらす癒しの力を森全体に及ぼすのが最終的な目的。そのため、戦闘要素はほぼ皆無で、謎解きを楽しむことに特化した内容になっている模様です。さらにストーリーも最終目的が象徴するように環境保全を題材にしており、そのことをプレイヤーに問いかけるシーンも多数あるとのこと。本作の収益の一部も、非営利の環境保全団体「Wildlife Warriors」に直接寄付される仕組みになっています。

英メディアVRFocusの報道によれば、言語は英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語をサポート。価格は9.99ドルになる模様です。また、本作は7つのエピソードに渡って展開。ROTU Entertainmentいわく、半年ペースでのリリースを予定しているとのことです。執筆時点では今回の第1エピソード「Ionia」以外の詳細は非公表ですが、どのような物語、舞台を続くエピソードで描いていくのか注目が集まります。

(参考)VRFocusROTU Entertainment公式サイト


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