「レッドブル・エアレース」は、レッドブルが主催している飛行機で高さ25mのパイロン(エアゲート)で構成されたコースを決められた順序と飛行方法に沿って次々と通過してタイムを競うエアレース。世界トップクラスの飛行技術を持つパイロットが行うレースということもあって見ている側も圧倒される迫力満点の3次元レースです。
レッドブルは、パイロットの席でこのレースを体験できる360度映像をYoutubeで公開しました。全てCGで再現されたものですが、登場する飛行機と飛ぶ軌道は世界チャンピオンのPaul Bonhomme氏が2015年のレースで実際に飛行したときの様子を再現したものになります。
VRで体験するコンテンツでは、ジェットコースターが没入感が高く、実際に感じていない重力を感じるためよく使われます。普段乗ることのない、フライトの体験も重力を感じ、目が回りそうになるという意味ではVRの没入感を活かしたものと言えますね。
なお、レッドブル・エアレースではありませんが、実写のフライトを360度で撮影したものもYoutubeにはアップロードされています。スイス空軍が撮影した最大4K画質の映像がこちら。
動き自体は速いものではありませんが、高度が非常に高い雲の上を飛んでおり、コクピットでパイロットの息遣いも聞こえてきて、臨場感満点の体験になっています。
Youtubeの360度動画は、ブラウザ、スマートフォンのYoutubeアプリ、ハコスコ、2眼のスマホ用VRデバイスで楽しむことができます。