VRコンテンツ制作企業Cubic VR社のHaldun Kececigil氏は、2021年2月11日、ユーザーが世界中の“地図”を探索できるVRアプリ「Realworld」を発表しました。
「Realworld」は、マルチプレイヤー機能が搭載された「Google Earth VR」となることを目標に制作されているアプリ。公開された映像からは、同機能を使用しながら、他プレイヤーと世界中の都市を見て回る様子や、360度ビューの紹介などを確認できます。
2021年2月現在、Oculus Quest(オキュラス クエスト)へのリリースを最優先に開発が進められています。PC向けVRヘッドセットやMRデバイスなどへの対応も視野に入れているとのこと。Oculus Questのハンドトラッキング機能にも対応しています。
発表によれば、「Realworld」の作成には、「Bing Maps」のデータが用いられているとのこと。Haldun Kececigil氏は、クロスプラットフォーム(VRとARヘッドセットも含む)の導入も検討中と説明。現時点では、開発は初期段階ながら、建築家やプランナー、各種デベロッパーなども有効活用できるツールになることを予測していると解説しています。
(参考)Road to VR
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