東京・渋谷にある「VR SPACE」を運営するVR SPACE株式会社は、人気VRゲーム『Raw Data』を手掛けたSurvios, Inc.が開発中のスピード体感VRゲーム『Sprint Vector』を2017年5月24日より、VR SPACE SHIBUYAにて設置することを発表した。
本ゲームは、正式リリース前の先行体験版となってます。
Sprint Vectorは、VR空間内に3Dで構築されているコースを実際に手を振って走ったり飛んだりしてタイムを競うVRレースゲームです。
車を運転するレースゲームではなく、自分が走るという点は、サンフランシスコで開催されたゲーム開発者会議「GDC 2017」でも注目を集めました。MoguraVRではその際に体験レポートなども行っています。
本ゲームは、VR空間における移動とプレイヤーが実際に手足を動かすことをリンクさせ、VR酔いを起きにくくさせる「Fluid Locomotion System」を採用しています。
VR SPACEでは引き続き国内外を問わず魅力的なVRコンテンツの導入していくとのことです。なお同社は、7月22日から8月24日の期間中、静岡県熱海市にある宿泊施設「熱海後楽園ホテル」にてサービスを提供するなど、フランチャイズ展開もおこなっています。
Survios, Inc.がこれまでに開発した、HTC Vive向けVRFPSゲーム『Raw Data』は、両手に銃や剣を持ち次々と襲いかかる敵ロボットと戦う作品。発売した月に100万ドルの売上を達成し、アーケード版やOculus Riftに移植されるほど人気タイトルです。
(参考)
プレスリリース
・『Sprint Vector』
https://survios.com/sprintvector/