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PlayStation VR 2020.10.31

PSVR2は2022年以降登場?SIEのCEOがコメント

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の社長兼CEO、Jim Ryan氏は、ゲームメディアのインタビュー中に、VRに関する所見を述べました。

 Ryan氏は「VRの未来」は、2021年以降まで訪れないともコメント。米メディアUploadVRは、これは新型PlayStation VR(PSVR2)が、少なくとも2022年まで発売されないことを示唆している可能性があると論じています。

今回のインタビューは、アメリカの新聞社ワシントン・ポストのゲーム系バーティカルメディア、Launcherが行ったもの。主なテーマは、没入感(immersion)とPlayStation 5が3Dオーディオや新型コントローラーなどによって、どのようにプレイヤーの感覚を刺激するかというテーマのインタビューでした。

Ryan氏のインタビュー(抄訳、抜粋)

私が思うに、我々は“VRの未来”から少し離れた場所に位置しています。PlayStationはVRを信じ、ソニーもVRを信じています。我々は間違いなく、いつかその場所に辿り着きます。VRは、将来的にインタラクティブエンターテイメントの有用な要素を代表するものになるでしょう。しかし、そうなる時期は、今年でも来年でもありません。

我々は、いつかの段階でそうなることを信じています。我々はPSVRでできるようになった全ての体験は素晴らしいものだと思いますし、未来にどんなことができるようになるのか楽しみにしています。

Ryan氏は、2020年9月、VRについて問われた際「不確かな分野(unproven space)」と評していました。今回の発言は、そのスタンスを裏付けるものと言えるでしょう。ただ、このコメントは、VRの放棄などは意味しません。ソニーでは現在もPSVR2の開発を続けていることが、求人などから示唆されています。より長期的な目線で、計画を進めていると受け取るべきでしょう。

(参考)UploadVR


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