2022年8月から、スマホゲーム「ポケモンGO」の公式SNSで次々と投稿される「とある映像」が話題となっています。その映像では、謎の存在「ウルトラビースト」が世界各地で多数出現。現実の人間世界を襲うかのようなシーンが映されていました。その普段のポケモンのPR映像とは違った生々しい映像がファンの間で注目を集めている状況です。
本記事では、地球上でこれまでに目撃された「ウルトラビースト」を特集。最近になって新たに確認された「ウルトラビースト」も、あわせて紹介を行います。
6月に最初の個体が確認される
「ウルトラビースト」が初めて目撃されたのは6月5日(日)。東京某所の高架下に「UB01 PARASITE」が出現しました。撮影者は不明ですが、スマートフォンで録画が行われたようで、約2ヵ月後に映像がネット上で公開されています。
記録01:UB01 PARASITE
目撃情報:2022年6月5日(日)23:24(日本時間)
日本、東京8.27 ウルトラビーストが、来る。 pic.twitter.com/JAMnbgbJ5z
— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) August 24, 2022
次に「ウルトラビースト」が目撃されたのは7月。ベルリンでは7月2日に「UB02 BEAUTY」が、シアトルでは7月23日に「UB02 EXPANSION」が確認されています。
「UB02 BEAUTY」については、超高速で移動していると思われる同個体を、監視カメラが補足。「UB02 EXPANSION」はシアトルの観光名所「スペースニードル」に突如現れ、現地は一時騒然となっていたようです。
記録02:UB02 BEAUTY目撃情報:2022年7月2日(土)10:54(中央ヨーロッパ夏時間)
ドイツ、ベルリン8.27 ウルトラビーストが、来る。 pic.twitter.com/HDeCU8MThN
— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) August 25, 2022
記録03:UB02 EXPANSION
目撃情報:2022年7月23日(土)13:43(太平洋夏時間)
アメリカ、シアトル8.27 ウルトラビーストが、来る。 pic.twitter.com/iBsVYqZWWY
— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) August 25, 2022
8月には、日本国内に2体目の「ウルトラビースト」「UB03 LIGHTNING」が現れています。札幌市内のオフィスで撮影された映像は、同個体を間近で捉えた貴重な資料として知られています。
記録04:UB03 LIGHTNING
目撃情報:2022年8月5日(金)21:58(日本時間)
日本、札幌8.27 ウルトラビーストが、来る。 pic.twitter.com/5DqsghCn74
— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) August 26, 2022
北半球のみで活動する「ウルトラビースト」
この後、「ウルトラビースト」の目撃例は一時的に途絶えましたが、先日9月13日に、シドニーと東京で、また新しいタイプの同モンスターが現れました。
興味深いことに調査の結果、今回確認された「UB04 BLASTER」は南半球。「UB05 GLUTTONY」は、北半球のみを活動領域としていることが判明しています。
現在「はがねタイプのポケモンが活発に活動する兆候」が確認されており、新たな「ウルトラビースト」の動きは、これに呼応したものなのかもしれません。
【UB速報】
記録06:UB04 BLASTER
目撃情報:2022年9月13日(火)10:45(オーストラリア東部標準時間)
オーストラリア、シドニー特記事項:UB04 BLASTERは南半球でのみ出現を確認。
9.13 ウルトラビースト、再び。 pic.twitter.com/A0fOzDdxwE
— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) September 13, 2022
【UB速報】
記録07:UB04 SLASH|UB05 GLUTTONY
目撃情報:2022年9月13日(火)10:45(日本時間)
日本、東京特記事項:UB04 SLASHは北半球でのみ出現を確認。
9.13 ウルトラビースト、再び。 pic.twitter.com/DnW09X4ABd
— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) September 13, 2022
「ウルトラビースト」は、現在目撃されている個体以外にも、複数の種類が存在していることが明らかになっており、大昔に「星の子」と呼ばれていたポケモンが、最近出現したことも確認されています。
世界各地に現れ続ける「ウルトラビースト」。その動向については今後も注視しておく必要がありそうです。
執筆:井文