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PlayStation VR 2016.02.10

PlayStation VRに関する情報まとめ(発売時期、価格等)

PlayStation 4向けに開発が行われているVRヘッドマウントディスプレイ(VRHMD)PlayStation VR(PS VR)。PlayStation、そして数々の名作ゲームを世に送り出してきたソニー・コンピュータエンターテインメントのVRHMD。どんなゲームがその世界にいる感覚で楽しめるようになるか、注目が集まっています。

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今回はその情報をまとめてお伝えします。この記事は新情報が発表され次第、随時更新します。

特徴

・全世界に3,000万台以上普及しているゲームプラットフォーム「PlayStation 4」用のデバイスとして登場。ゲーミングPCを買うことなく、PS4ユーザーはPS VRを購入するだけでハイエンドなVR体験が可能です。
・PlaySationのプラットフォームとして関係を築いてきた各ゲームメーカーの豊富なコンテンツに期待ができます。現在発売が予定されているソフトラインナップとしては、『鉄拳』、『グランツーリスモ』などの人気シリーズの最新作やVR専用のアクションスポーツ『RIGS』など非常に豊富なラインナップが次々と発表されています。

https://www.youtube.com/watch?v=d7WVyOjaOV0

発売時期

発売時期は2016年上半期と発表されています。具体的な日程は未定です。

※追記:GDC2016でPS VRの発売日は2016年10月になると発表されました。

2014年3月に開発が発表され、Oculus Riftと並んで期待を集めてきました。2015年3月の発表会にて、製品版プロトタイプがお披露目され、性能、そして発売時期が明らかになりました。

価格

現時点で価格は不明です。

※追記:GDC2016でPS VRの価格は399ドル(日本円にして44,980円)となることが発表されました。また、PlayStation Camera、PlayStation Moveコントローラー、ヘッドホンは付属しません。

参考情報として、PS4本体の販売価格は34,800円。PS VRは、果たしてどの程度の価格になるでしょうか。トラッキング用のPlayStation®Camera、そして多くのソフトでは、より直感的な操作を可能にするPlayStation®Moveモーション コントローラー(後述)も必要になります。

性能(スペック)、システム

PS VRの性能は以下の通りです。

構成  プロセッサーユニット、VRヘッドセット
ディスプレイ

5.7インチOLED、

1920×RGB×1080
(左右の目それぞれに960×RGB×1080の映像を表示)

リフレッシュレート 120Hz、90Hz
視野角 約100度
搭載センサー 加速度センサー、ジャイロセンサー
接続インターフェース HDMI + USB
機能 3Dオーディオ、ソーシャルスクリーン

 

project_morpheus

PS VRの性能は、以下の表の通りです。また、PS VRを装着しているプレイヤーとは別視点の映像をテレビ等に映し出し、PS VRを装着していない他のプレイヤーと複数人で遊ぶことができるソーシャルスクリーン機能が搭載されます。

コントローラー、周辺機器

PS VRのコンテンツ向けにはこれまで2種類のコントローラーが登場しています。1つは、通常のPS4向けゲームを遊ぶゲームコントローラー「Dualshock4」。そしてもう1つはスティックタイプで、直感的な操作が可能な「PlayStation®Moveモーション コントローラー」です。PlayStation®Moveモーション コントローラーを使うと、実際に手を動かすことで、VR内の物を掴んで動かしたり、銃を撃つ、といったアクションを行うことが可能になります。

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また、プレイヤーの位置をトラッキングするためにはPlayStation®Cameraが使用されます。

対応ソフト、ゲーム

PS VR対応タイトルとして販売されることが公式に発表されているソフトは既に数多くあり、Mogura VRでも以下の記事で紹介しています。

『鉄拳7』、グランツーリスモ新作がVRに対応、新タイトルなどPS VRの新情報が発表


https://www.youtube.com/watch?v=cw6x80Qdzak

【ティザー動画あり】『エースコンバット7』『Rez』などPlayStation VR対応タイトルが追加発表

PS VR向け、みんなで遊べる『The Playroom VR』の新タイトルと解説動画などを紹介

未公表のものも多く、現在、世界で200ものゲームスタジオがコンテンツを制作していることが明らかになっています。


世界でも馴染みのあるPlayStationブランドで発売されるVRHMD「PlayStation VR」。価格次第では最も購入しやすいハイエンドVRHMDになる可能性があります。そして、どのような魅力的なコンテンツが登場するのか楽しみにしたいところです。

(参考)
PS VR公式サイト
http://www.jp.playstation.com/psvr/


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