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その他VRヘッドセット 2019.02.04

高画質に注目の「Pimax 8K」ディスプレイ不良で再度の出荷遅れ

VRヘッドセット「Pimax 8K」のKickstarterの出資者全員分への出荷がまだ完了しないことが、公式のフォーラムページ、および出資者へのメールあてに報告されました。

同製品はすでに一般販売も開始されていますが、優先される出資者への出荷が遅れていることから、注文から届くまでには時間がかかることが予想されます。

「Pimax 8K」は、中国のスタートアップPimaxから発売されているPC向けハイエンドVRヘッドセットです。同時期に発表されたヘッドセットは計3モデルあり、8Kモデルのほか、「Pimax 5K Plus」や「Pimax 5K BE」があります。

液晶ディスプレイの生産に難航

「Pimax 8K」は両目それぞれに4K液晶ディスプレイ搭載しています。一定の品質を保ったまま、この高解像度ディスプレイを安定して生産するのに難航しているとのこと。このため、当初の予定通りの台数のヘッドセットを用意できていない模様です。

出荷遅れ分の今後の供給についても、中国の旧正月シーズンをまたぐ可能性があると報告されており、まだ数週間以上の待機が予想されます。

5K Plusモデルのディスプレイ不良への交換対応も実施中

PimaxによるVRヘッドセットとしては、「Pimax 8K」よりも「Pimax 5K Plus」の方が人気を集めている模様です。5K Plusモデルについては、すでに出資者向けの出荷はほぼ完了済とのことですが、ディスプレイの一部の黒点が混じるなど、不良品も報告されています。

Pimaxは不良品の交換対応を行うと回答しています。

(参考)
Pimax 8K Headset Delayed Again, Quality Issues With 4K Panels(英語)
https://uploadvr.com/pimax-8k-delayed-2019/


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