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ゲーム・アプリ 2016.01.03

【Gear VR】空を飛んでミッションをクリアするフライトアドベンチャー『Omega Agent』

今回紹介するのは2015年4月にリリースされた『Omega Agent』です。

『Omega Agent』は、スーツを身にまとったエージェントがジェットパックに乗って南の島を飛び回りミッションをこなしていくアドベンチャーゲームです。島は広くはないですがオープンワールドを自由に飛び回れるので爽快感があります。ただ飛ぶだけではなくミサイル、マシンガン、ショットガンといった武装も搭載されているので襲ってくるロボットを撃退したりすることも出来ます。冷戦期のスーパーエージェントを訓練する設定ということもあり、回収出来るアイテムもアタッシュケースなどスパイ映画おなじみのモノとなっています。

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ゲームを開始すると冷戦期的な雰囲気の指令室に座っています。指令室では操作方法や今までのリザルトの確認、ミッションの選択を行うことができます。ミッションはクリアするごとにアンロックされていきます。かなりの数のミッションがあるのでやりごたえはあります。そのほかにもフリーフライトがあり、こちらは南の島中を飛び回り隠されたアイテムを回収していきます。回収したアイテムが一定以上になると新しいマップがアンロックされます。

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こちらがゲーム画面。左に表示されているのはジェットの持続時間と体力です。右に表示されているのはミッションなら時間とクリア条件で、フリーフライトでは回収したアイテムが表示されます。武装などは弾薬が無制限であるため弾数などは表示されません。フリーフライトのスタート地点はここなのですが周りのビルが高く、ローポリなのにも関わらず圧倒されてしまいます。また、飛んでいて落ちてくるときは高いところから飛び降りているような感覚になるのでヒヤッとできます。

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ミッションモードではより細かな操作を要求されます。小さなオブジェクトを取ったり、飛びながら目標を撃つため、操作に慣れないうちは苦労します。さらに高評価を取るには時間も気にする必要があるので、フリーフライトで練習してから望むのがおススメです。

ゲームとしては非常に面白く、やりこみ要素も多いですが、酔いやすいの1点で低評価になっているゲームです。方向転換するだけでもかなりの酔いが発生するほか、酔いが弱い人はショットガンを撃った反動で酔います。フリーフライトでアイテムを一個回収したら休憩しないといけないといった状況では、まともなプレイになりません。また、飛んでいないときに移動ができないため、微調整がしにくいといった欠点もあります。慣れてしまえば問題にはなりませんが、最初のうちは苦労します。

酔いに対する対策さえ出来ていればオススメ度に★8を付けてもいいレベルの内容ではあります。9.9ドルのゲームとしてもやりこみ要素もあり、完成度も高いです。酔いに強い方ならばプレイできるかもしれませんが、酔いに強い筆者でも10分のプレイで限界でした。

<ソフトウェア情報>
「Omega Agent」
【メーカー】Fireproof Games
【開発者】Fireproof Games
【対応ハードウェア】 Gear VR
【価格】 9.99ドル
【操作】ゲームパッドが必須
【リリース日】 2015年4月30日
【入手方法】Oculus Storeよりダウンロード
【言語】英語(ゲームプレイには問題ないが、ミッション内容が英語で表示されるためわかりにくいです)

<Mogura VR的評価>
【オススメ度】★★☆☆☆(ゲームとしては面白いが酔いやすい)
【快適さ】★★☆☆☆(方向転換するとすぐに酔ってしまう)
【操作性】★★★★☆(飛んでいないと移動できないので慣れないうちは微調整がやりにくい)


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