シンガポールにて開催された「オリンピックeスポーツシリーズ2023」の競技種目「テコンドー」にて、VRヘッドセットを装着しての試合の様子が公開されました。
（オリンピック 公式YouTubeより）
「テコンドー」では「Virtual Taekwondo」を利用し、全身トラッキングツールによってバーチャル空間内でテコンドーの試合ができます。性別、年齢、身体的な違いなど関係なく対戦できるのが特徴です。
試合では、蹴りを放って相手の「ヘルスバー」を消耗させ、相手の動きを止めることが目的となっています。本大会では、頭にはVRヘッドセットPico 4を、手足にはモーショントラッカーを装着し、相手と直接接触しない状態で対戦しました。
シンガポールで行われたファイナルズには、オリンピック・テコンドー界のレジェンド8選手と地元の若手選手8人の計16人が参戦。シンガポールのテコンドー選手ナイジェル・タンさんが、同じくシンガポール出身のナタリー・トーさんとの戦いを制し、初代王者に輝きました。
今後、バーチャル上でのテコンドー大会が盛り上がることになるのか、注目です。
（参考）公式サイト
