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話題 2021.05.13

FIAとIOCが「グランツーリスモ」を利用した「オリンピック・バーチャルシリーズ」を開催

国際自動車連盟(FIA)が、国際オリンピック委員会(IOC)との協業で、世界初のオリンピック認定を受けたバーチャルスポーツのための競技大会「オリンピック・バーチャルシリーズ モータースポーツイベント」の開催を発表しました。

この企画は、IOCや5つの国際スポーツ連盟、ゲームパブリッシャーとの協力によって実現したもの。野球やサイクリング、漕艇、セーリング、モータースポーツの5つの競技が公式種目となっています。

今回発表されたのは、モータースポーツ競技の部門で、 PS4用ソフトウェア「グランツーリスモSPORT」が採用されています。世界中のプレイヤーがテクニックを競い合う予定です。

開催期間は5月13日(木)~6月23日(水)。タイムトライアル形式の予選ステージが5月13日(木)にスタートし、計16名が各地域から選出、その後ワールドファイナルを迎えるというスケジュールです。

ワールドファイナルの模様は6月23日(水)の「オリンピックデー」に放送予定です。大会の詳細はこちらを確認ください。

FIAプレジデント  ジャン・トッド氏コメント

私はFIAがIOCと一丸となりこの名誉のあるイノベーションに満ちたスポーティング競技を実現することに喜んでおり、IOCプレジデントトーマス・バッハに我々を信頼してくださったことに対する感謝を述べたいと思います。私たちは同じ価値観を共有し、往来の参加を妨げるものをほぼ取り除き、大勢の参加を可能とさせるデジタルモータースポーツにより提供される多様性と包括性を誇らしく思っています。

FIAスポーツ副会長 グラハム・ストーカー氏コメント

オリンピック・バーチャルシリーズはデジタルモータースポーツの成長と発展を育成する私達の戦略と完璧に一致しており、これを実現することにより、私達の素晴らしいスポーツの魅力を新しいオーディエンスに広められます。私もコンペティションに注目して、エキサイティングな新たなタレントが発見されることを楽しみにしています。

「グランツーリスモ」シリーズプロデューサー  山内一典

この機会にオリンピック・バーチャルシリーズの1パブリッシャーとして、「グランツーリスモ」が選ばれたことを、FIAのみなさんと共に光栄に思います。これは、私たち「グランツーリスモ」だけでなく、モータースポーツの歴史という観点からも、歴史的な日と言えるでしょう。全世界の数多くの「グランツーリスモ」プレイヤーたちが、オリンピックの体験を共有できることに、ワクワクしています。

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(参考)プレスリリース


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