2019年5月21日より発売されるVRヘッドセットOculus Questについて、将来的にマルチアカウント対応となる可能性がほのめかされています。
フェイスブックによると、“発売時点において”Oculus Questは1つのOculusアカウントのみと関連付けられる仕様になっているとのこと。裏を返せば、将来的には複数のアカウントの切り替えにも対応と捉えることもできるでしょう。
すでに発売されているOculus Goでは、1つの端末には1つのアカウントのみが関連付けられるようになっており、変更する場合には初期化した上で再登録が必要になっています。このようなアカウントの紐付け方式が、Oculus Questで将来的に見直される可能性が出てきました。
VRとソーシャルアカウント
昨年からはOculusのログインに際し、フェイスブックのアカウントでユーザー登録ができるようになりました。もちろん、フェイスブックアカウントを持っていなかったり、関連付けを希望しないユーザーのために従来通りのメールアドレスによる登録方法は残されています。
ただし、Oculus Venuesなどのソーシャルアプリを楽しむためには、フェイスブックアカウントの関連付けが必須となっています。VRヘッドセットの発展のかたわら、よりソーシャル情報との結び付きを強めたいというフェイスブックの戦略も伺えます。
(参考)UploadVR