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Meta Quest 2022.01.20

【Oculus Quest】v37アップデート順次配信開始 ハンドトラッキング用のクイックメニューが実装

1月19日(水)、VRヘッドセットOculus Quest(Quest 2)向けの最新ソフトウェア・アップデート(v37)が順次配信開始されています。今回の更新ではハンドトラッキング向けのクイックメニューなど、複数の新機能が実装されます。

メニュー操作がより快適に

これまでのQuestのハンドトラッキングでは、親指と人差し指を“つまむ”動作で、メニュー(ハンドコントローラー向け)が出現しました。更新後に同じジェスチャーを行うと、クイックメニューが現れます。クイックメニューからは、スクリーンショットの撮影やボイスコマンドの起動などが行えるとのこと。

またVR内に表示される、ウィンドウのモードを切り替える機能も導入されました。「タブレットモード」は、2Dパネルを1つのウィンドウにクローズアップして表示。「デスクトップモード」ではウィンドウを、大きくしたり、遠い位置に配置できます。

モードの切り替えは、ウィンドウ下の“ディスプレイバー”から行えるそうです。また、起動時に表示される、エクスプローラーページのデザイン変更も行われています。

「Logitech K830」に続く対応キーボード

アップルの「Magic Keyboard」が、Quest内で表示可能になったことも告知されています。Questには、Bluetoothでワイヤレスキーボードを接続できますが、多くのキーボードはVR内には表示されません。利用者は(見えないキーを)ブラインドタッチをする必要があります。


(アップルの「Magic Keyboard」)

“VR内取り込み表示”ができるのは、これまでキーボード「Logitech K830」に限定されていました。発表によれば、「Magic Keyboard」の対応リストへの追加は、2022年1月13日に行われていた模様。なお、現時点では「Magic Keyboard」での日本語使用は非対応となっています。

スマートフォンからURLの共有が可能に

スマートフォン(Android)のOculus公式アプリから、Quest側とURLを共有できる機能が実装されました。共有を行うと、次回にヘッドセットを装着した際にリンクが表示され、選択すれば閲覧できます。iOS端末への実装は近い将来に行われる予定です。

なお、v37アップデートには、ホーム画面に関連した新ソーシャル機能が含まれる可能性が報じられていました。米メディアUploadVRによれば、現時点では、それらの機能の実装は確認できていないとのことです。

(参考)UploadVROculus

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