フェイスブックが、Oculus Quest(オキュラス クエスト)のホーム画面を使用したソーシャル体験の開発を進めているようです。Oculusの顧問CTO、ジョン・カーマック氏のツイートから判明しました。
カーマック氏のツイートは2021年4月に投稿されたもの。同氏によれば、フェイスブックは当初ソーシャルVRアプリ「Oculus Rooms」にマルチプレイヤー要素を追加することを計画していたものの、これは「無しになった」とのこと。カーマック氏は「ソーシャルホーム体験への取り組みは、現在再始動しているところです」とコメントしています。
フェイスブックは、現在開発中のソーシャルVRサービス「Horizon」を含めて、Questでのソーシャル体験に注力しています。同VRヘッドセットのホーム画面は、部屋の一室のような作りになっているものの、スペースを活用するギミックなどは、現時点では、ほぼ存在しません。
The original plan was that Oculus Rooms would prototype the interactions, then they would roll back into Home, but we messed up in various ways. The social home experience is being worked on again now.
— John Carmack (@ID_AA_Carmack) April 28, 2021
ホーム画面でのマルチ体験が実装されれば、フレンドと、より気軽な集まることが可能になるでしょう。本格的なソーシャルコンテンツに触れる前の練習にもなりそうです。2021年5月現在、フェイスブックの構想は不明ですが、同社がQuestのホーム画面をどのようにアップデートするつもりなのか、今後の発表に注目です。
(参考)UploadVR