2020年末から2021年初旬に、Oculus Quest(オキュラス クエスト)の新型モデルが発売される――このような情報が、海外メディアを中心に報じられています。
“新型Oculus Quest”の第1報を報じたのは米メディアBloomberg。同メディアはリークされた情報として、新型Oculus Questは小型化され、リフレッシュレート72Hzから90Hzや120Hzに向上、“新モデルのハンドコントローラー”が同梱されると解説。米メディアRoad to VRはOculus RiftとOculus Rift Sの関係に倣い、新型Oculus Questを“Oculus Quest S”と仮称しています。
新たなOculus Questは軽量化、リフレッシュレートも向上?
Bloombergによれば、新型Oculus Questは現行モデルから10%~15%小型化され、布地部分の除去やヘッドストラップの再設計による軽量化の可能性があるとのこと。リフレッシュレートについては、現在の72Hzから90Hz、あるいは120Hzに向上する、としています。
既存のOculus Questは最大90Hzのリフレッシュレートに対応可能であることが明らかにされていますが、2020年5月の段階では実装されていません。Road to VRは「仮に90Hzの場合、現行ディスプレイが新型Questにも搭載される可能性が高い」と考察。一方、リフレッシュレートが120Hzになる場合は、ディスプレイは新型に交換され、チップセットもより高スペックになると推測しています。
IPD(瞳孔間距離)調整用のスライドバーは、新型Oculus Questにも引き続き搭載されると報じられています。PCと接続することでPC向けのVRゲームが楽しめる機能「Oculus Link」も同様に実装されるとのこと。新型ハンドコントローラーに関しては、詳細は不明ながら、「使用中にバッテリーカバーが外れる問題などが解消されたモデルになる」としています。
(参考)Road to VR、Bloomberg
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