2019年5月21日に発売されたフェイスブックの新型一体型ハイエンドVRヘッドセットOculus Quest(以下Quest)。Oculus Storeで販売されている同ヘッドセット向けのコンテンツが、ヘッドセットの発売から2週間で、計500万ドル(約5億4,000万円)の売上を達成したことが分かりました。
この事実は、フェイスブックのVR/AR部門のVP、Andrew Bosworth氏が、米メディアVox MediaのカンファレンスCode Conference 2019の壇上で行った発表によって明らかになりました。
異例の発表
フェイスブックは通常、VR関連の売上を公開しないことで知られている企業です。過去にはOculus Goの販売実績が好調であることが、同社から数度発表されましたが、その報告でも具体的な販売台数は公表されませんでした。今回、詳細な販売実績が発表されたことは異例で、同社がQuest専用コンテンツの売り上げに、手ごたえを感じている結果と考えられます。
2019年6月11日現在、Quest本体の販売台数は不明ですが、今回の発表が行われたことから、ヘッドセットの販売状況も好調であると思われます。なおアメリカの複数の小売店ではQuestの売り切れが確認されています。
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(参考)TechCrunch