11月5日(金)~14日(日)に開催された「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2021」で、「NHK放送技術研究所」が開発した技術のデモ映像が公開されました。ARコンテンツがテレビ放送と同じようにリアルタイムに伝送できるストリーミング方式の技術として紹介されています。
デモ映像では、ジャズミュージシャンの石若駿氏が提供したオリジナル楽曲にのせて、ダンスアーティストのMiyu氏が出演したものとなっています。テレビモニターに映るデモ映像にタブレットをかざすと、背景の映像とシンクロしながら踊るARのMiyu氏が目の前に飛び出すという仕掛けになっています。
テレビと同期するだけでなく、タブレットを動かすと横や後ろに回り込むことができる自由視点のARとなっているとのこと。
デモ公開後に行われたトークセッションでは、今回のデモ映像の企画・演出を行った東映ツークン研究所の美濃一彦氏が、タブレットを使った自由視点のARだからこそできるギミックをドラマの演出に取り入れたいとコメントしています。
トークセッションの概要はこちら。
https://social-innovation-week-shibuya.jp/timetable/event/nw12/
「NHK放送技術研究所」の詳細はこちら。
https://www.nhk.or.jp/strl/
(参考)プレスリリース