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ゲーム・アプリ 2018.08.24

ブラウザで会えるソーシャルVR「Hubs」リンク1つで動画や3Dモデルを共有

ウェブブラウザFirefoxで知られるMozilla(モジラ)は、VRでアバターコミュニケーションができるソーシャルVRプラットフォーム「Hubs」の、初となる大幅アップデートを発表しました。動画や写真、3Dコンテンツを、リンク1つで共有できるようになりました。

ブラウザで誰でも参加できるソーシャルVR

「ソーシャルVR」とは、VR内でアバターを使ってコミュニケーションをとることのできるコンテンツの総称です。ソーシャルVRの多くはアプリケーションの形で提供されていますが、「Hubs」はブラウザをベースとし、URLにアクセスするだけで参加できます。Oculus RiftやHTC ViveなどのVRヘッドセットの他、PCやスマートフォンからのアクセス等、VRデバイスがなくても参加可能。2018年4月にテスト版が公開されました。

今回のアップデートにより、手軽なコンテツの共有が可能になりました。例えば動画をシェアしたい場合は、そのURLをペーストするだけです。HubsにPCやVRデバイスでログインし、該当するリンクを選べばすぐにVR内で動画を視聴できます。動画を映す場所をVR空間内で動かし、同じ空間にいるメンバーに見せることも可能です。

この他、「imgur」や「Giphy」といった画像共有サービスに対応。Sketchfabの3Dのコンテンツや、3Dファイル形式GLTFもサポートしています。

ローカルのドキュメントも簡単にアップロード

またウェブ上でなく、デバイスのローカルフォルダに保存されている写真やドキュメントの共有ができることも特徴です。ドラッグ&ドロップやコピー&ペーストの簡単な動作でファイルをアップロード。Hubsの空間で見ることが出来ます。

Hubsのコードはオープンソースで公開されています。Mozillaの開発チームは、ユーザーが新しい機能をどう活用していくか、フィードバックや提案も含めて楽しみにしているということです。

Hubsへの参加はこちらから。

(参考)VRFocus
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