「ねこあつめ」シリーズのVRゲーム「もっと! ねこあつめ」(Meta Quest版)が、日本時間12月15日(金)に発売されました。ねこあつめと言えばスマートフォンで一世を風靡(ふうび)したゲームですが、VR版でもその持ち味は変わらず、のんびりとした猫との交流が楽しめます。
MoguLive編集部では実際にゲームをプレイしたレポートをお届けします。
VRでもねこたちを集めよう!
さっそく「Meta Quest 3」を被って「もっと! ねこあつめ」を開始。タイトル画面からもうすでにゆる~い印象。
チュートリアルでは、ひと通りの遊び方を教えてくれます。今作ではメニューがタブレットになっており、こちらを触って買い物や撮影が行えます。
指示通りゴムボールとカリカリを置くと、すぐにねこがやってきました。カリカリを食べたら、部屋でゴロゴロとボールで遊ぶねこちゃん。ゲームの進行はほとんどスマホアプリ版と一緒ですが、ねこたちが遊ぶ様子を目の前で眺められるのはVRならでは。
ねこは眺めるだけでなく、直接触れ合うことだってできます。撫でるとごろごろ鳴きながらお腹を見せ、両手で抱えて抱っこすることも。猫じゃらしを取り出して振ると、猫パンチも繰り出してくれます。ただただ可愛くて癒やされること間違いなし。
撮影はタブレットでパシャリ。アルバムはねこごとに分けられているので、後でじっくりと見返せます。
ねこはしばらく遊ぶと帰っていき、そのときにお礼として「にぼし」をくれます。にぼしが集まったらグッズを購入しましょう。高級カリカリやバケツ、トンネルにキャットタワーなどがあり、家の各設置ポイントに置けます。
現実でもねこと遊べるMRモード
「もっと! ねこあつめ」には、Meta Quest 3などのフルカラーパススルー機能を使い、現実の空間で直接猫と触れ合える機能がついています。部屋の奥のふすまを開けるとMRモードが始まるのがユニーク。
MRモードでは、ねこをたくさん呼ぶのではなく、1匹のねことじっくり遊べるのが特徴。VRと切り替えるドアと猫用ドア、エサなどを空間内に配置すると、ねこがやってきました。もちろん、こちらでもねこと触れ合えます。
VRモードと同じく、ねこは配置したボールで遊んだり、猫じゃらしにじゃれついてくれたりします。VRで遊ぶときは固定位置でしたが、MRなら移動も自由。ペットを飼えない環境の方も、これで心ゆくまでねこと遊べます。
毎日遊んで猫に癒されよう
ねことのひとときを楽しめる本作ですが、ねこの出入りは結構スパンが長く、基本的にはスマホ版と同じ「放置ゲー」となっています。そのまま眺めていても悪くないですが、ただ待っていてもにぼしの取得量は少なめなので、エサとグッズを置き、ねことのひとときを楽しんだら、アプリを閉じてしまいましょう。また次の機会に訪れると、ねこがいつの間にかにぼしを置いていってくれます。
毎日のキーワード入力でも、にぼしがもらえますし、継続していけば高いグッズも買えるようになるので、どちらかと言えば、一気にクリアするタイプのゲームではなく、他のVRゲームの合間に遊べるような内容となっています。ハードなシューティングや体を動かすアクションに疲れたら、ねことの癒やしの時間を過ごすのが良いかもしれません。