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モンハンNOW 2023.11.30

【モンハンNOW】ジンオウガなど4体の大型モンスター追加!双剣とランスが実装! 新シーズン重要情報まとめ&体験レポート

Monster Hunter Now (モンスターハンターNow)」の初となる新シーズン「雪華散らす碧雷」、そしてそのメインとなる大型アップデートの詳細が公開されました。冬に合わせた新シーズンとなっており、12月7日からはフィールドが雪景色に変化(※)します。新たな4つの大型モンスター、2つの新武器種、新たな機能など盛りだくさんの大型アップデートは日本時間12月7日の配信を予定しています。

※雪景色になるのは見た目のみであり、「地形」の追加ではないとのこと

本記事では、開発元のNianticによる発表会の場から、Nianticのプロデューサー大隅氏による発表内容の詳細と発表会場で体験できたハンズオンの体験レポートをお送りします。

ジンオウガなど冬らしい4種の新モンスター

今回追加されるモンスターは、シリーズの中でも人気が高く今回のアップデートのキービジュアルにもなっているジンオウガをはじめ4種類のモンスターです。

・ジンオウガ(牙竜種)
・ラドバルキン(獣竜種)
・バフバロ(獣竜種)
・ベリオロス(飛竜種)

ジンオウガはモンハンプレイヤーの中でも人気の雷属性のモンスターです。「日本で特に人気があるモンスター」(Niantic・大隅氏)とのこと。素材で作れる武器・防具もかっこいいものが多く、今シーズンの看板モンスターとなったようです。プレイしてみたところ、同じ雷属性のトビカガチと同じくスピーディな動き。これまでのモンハンシリーズでもおなじみの「お手」攻撃や電光虫を集める派手な充電など、看板モンスターらしいど派手で、見とれてしまうくらいかっこいいモーションでした。

ラドバルキンは、モンハンNOWでは初となる睡眠属性のモンスターです。近くにいると眠ってしまって動けなくなる攻撃のほか、素材を使うと睡眠属性の武器を作ることができます。身体が大きく隙が大きいので、近接武器で調子良くザクザクと攻撃しているとガスを噴出されて寝てしまうので油断しないように攻撃するのが重要かもしれません。

バフバロは、突進攻撃が特徴的なモンスターです。木を口にくわえて幅のある突進攻撃をしてきます。プレイしてみたところ、突進攻撃が想像以上に広範囲でジャスト回避をしないと避けきれません。また、身体が巨大なので頭や背中など、武器によっては攻撃しづらい部位が多いです。

ベリオロスは、雪原で登場する氷属性の飛竜です。動きが速く、攻撃方法も多彩。独特な動きをする竜巻による遠距離攻撃もあったりと、モンハンシリーズでもおなじみのモンスターです。ジンオウガ以上に素早い動きで所狭しと動き回るので、攻撃と回避/防御をリズムよく切り替えながら戦わないといけません。

今回のメディア向けの発表会では新たな大型モンスターを1回ずつ狩猟することができました。弱点はジンオウガが氷、ラドバルキンが氷と竜、バフブロが火と龍、ベリオロスが火ということで、氷属性、火属性、そして入手機会が(記事執筆時点では限定的ですが)龍属性の武器を揃えておくと良さそうです。

位置情報ゲームで気になるのが、モンスターの種類が増えたときに各モンスターの出現頻度などのバランスがどう変化するのかという点。Nianticが手掛ける「ポケモンGO」ではイベントやシーズンのたびに出現するポケモンが大きく変化しています。モンハンNOWではいまのところポケモンGOのように「特定のモンスターが出る代わりに特定のモンスターが出なくなるなどの仕様にはしていない」(Niantic・大隅氏)とのこと。新シーズンに合わせて4種のモンスターが増えることで、出現するモンスターの候補が増えるだけのようです。

「双剣」「ランス」の追加と新武器の増加

今回のシーズンで新たに「双剣」と「ランス」の武器種が追加されます。

モンハンでは、武器ごとに異なるアクションを楽しめるのが特徴です。Switch等向けの「サンブレイク」では、13種類の武器が登場していますが、モンハンNOWの公開時点では片手剣・大剣・太刀・ハンマー・ライトボウガン・弓の6種類。やや物足りない状態が続いていました。シリーズを通して人気の「双剣」や初代から続く定番の「ランス」が追加されることでさらに幅広い狩りが可能になります。

・既存の6つの武器種の新モンスター素材での新武器
・新たな2つの武器種の既存/新モンスター素材での新武器

合わせて武器は46種が追加されるとのこと。防具は大型モンスターに合わせた4種(5部位)が追加されるとのことです。発表された数から推測するに、亜種装備等は12月7日のアップデート時点では実装されない模様です。

双剣は、両手に短めの剣をもち、素早く手数の多い攻撃に特化した武器です。SPボタンの使い方が他の武器種と異なっているほか、スタミナゲージが画面下部に現れます。

・スタミナゲージがあるときにSPボタンを押すといつでも鬼人化(スタミナゲージやSPゲージがMAXである必要はなし)
・鬼人化中は攻撃力が増加、攻撃モーションが変化、回避モーションが攻撃に変化
・鬼人化中にSPボタンをもう一度押すと鬼人化解除
・鬼人化中にSPゲージがMAXとなってSPボタンを押すとスペシャル攻撃(敵を切り刻んだあと空中に高く飛び上がり攻撃)

これまで手数の多い武器種としては片手剣がありましたが、双剣は片手剣以上に攻撃に特化しているため、とにかくザクザクと攻撃できて爽快感が満点でした。そして鬼人化したあとのスペシャル攻撃がかっこよくて強い! プレイしているとプレイヤーの気持ちも鬼人化し、ついついひたすら攻撃し続けてしまうくらいでした。

一方のランスは双剣と対極的でどっしりと構えて戦うことになります。回避モーションはステップなのでジャスト回避を狙わなければならず、多くの攻撃は盾を使って防御することになります。突きの速度は速いので盾を使いながらチクチク攻撃しつつ、SPゲージがたまると突進攻撃が可能で、一気に大ダメージが狙えます。

なお、属性ではラドバルキンの素材から作れる睡眠属性の武器では敵モンスターを「睡眠」の状態異常にすることができます。睡眠になると(麻痺と違い)与えるダメージが多くなるので、タイミングを合わせてSP技を出すなどして活用できるのでは」(Niantic・大隅氏)とのことです。

遠距離・近距離のバランス調整や新しい楽しみ方も追加に

なお、9月公開以来、遊ばれる中で武器種ごとに特性の偏りがでており、今回のアップデートに合わせてバランス調整が行われるとのこと。発表の場では詳細は伝えられませんでしたが、遠距離と近距離の武器種に関する調整が中心になるようです。バランス調整に関しては12月7日前後に詳細が発表されるとのことです。

リリース以降、弓やライトボウガンといった遠距離武器が比較的強く、筆者もプレイしていてユーザー割合も多かった印象。調整が入ることは間違いないようです。

一方、モンハンNOWのバランス調整というと、リリース日以降毎日遊んでいる筆者も気になっていたのが地域差。モンハンNOWはリリース以降、東京都心などの人口密集地ではプレイヤーが多く、簡単にマルチプレイし放題になっている一方で、人口の少ない地域では一人でのプレイが中心になり、プレイスタイルの違いやレベルに相当するハンターランクの格差が生まれているように感じられます。Nianticとしては「地域によってマルチプレイのしやすさに差が出ていることは認識している。人が集まったところとそうでないところの差が出るのは一定程度ある一方で、2024年も引き続き課題として取り組んでいきたい」とのこと。位置情報ゲームの宿命でもあるので、抜本的な解決はないかもしれませんが、ポケモンGOのリモートバトルパスなどのように、遊びやすい環境が整うことに期待したいですね。

また、この新シーズン「雪華散らす碧雷」は12月7日のアップデートに続くさらなるアップデートを控えているとのこと。モンスターハンターNowにおける新しい狩りスタイルが実現できる機能も実装予定とのこと。楽しみにしたいところです。


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