モバイルモーションキャプチャー「mocopi」のVer.2.0.0アップデートの詳細が発表。SteamVR利用時のトラッキング制度の改善や上半身集中モードなどが発表されました。1月18日（木）にリリース予定です。
mocopiでは、VRを利用する場合、mocopiセンサーとスマートフォンで制作したモーションデータを、VRChatなどのアプリケーションに直接送信していました。今回のアップデートでは、「SteamVR」の環境上で、mocopiセンサーのデータを、VRヘッドセット、コントローラーの情報と連携させてモーションデータを作れるようになりました。
（mocopiYouTubeチャンネル 開発者トークライブより）
これにより、VR機器併用時のトラッキング精度が大幅に改善されるとのこと。なお、機能の実現にあたり、SlimeVRを利用していると明かしています。
上半身モードは、2023年10月にリリースされた下半身モードと同様の機能です。配信など上半身のみを集中して利用したい場合、足首のセンサーを上腕部に移動させ、上半身のトラッキング精度を改善します。これにより、これまでmocopiが苦手だった腕を上に上げるしぐさが大幅に改善されます。
Avaturnサービス連携では、アバターをスマートフォンにダウンロードすることで、mocopiアプリからアバターを利用可能に。また、デフォルトアバターのひとつとして、mini RAYNOSちゃんが利用できます。
他にも、モーション伝送とモーション保存を同時に実行、モーション収録終了時にファイル名を変更して保存、モーションデータの個別削除・ファイル名変更、アバター操作のロック機能が発表されました。
（参考）公式YouTube
