2月第2週はMeta Quest 2（メタクエスト2）向けに有料アプリ2個がリリースされました。
今週のピックアップ
「Per Aspera VR」
火星のテラフォーミング（惑星地球化計画）を題材にしたシミュレーションゲーム。プレイヤーは人工意識「AMI」となり、労働者たちに指示を与えながら火星全域に基地を建設し、地球の人類が問題なく移住できる環境を整備することに挑みます。
ただ基地建設だけをすればいいのではなく、資源の生産や労働者たちの管理なども含めて広域的な観点を持って取り組む必要のあるゲームシステムが特徴。人類、ドローンの異なる労働者たちには特に注意が必要で、開拓途中である火星の環境も踏まえた配慮をしなければ、整備が立ち行かなくなる恐れがあります。
人類であれば住環境への不満から地球に帰ってしまったり、ドローンであれば劣化して故障してしまう、などです。人類なら研究開発（リサーチツリー解禁）に優れた成果を出す反面、建設の労働力としては非効率といった相性もあり、その辺りも考慮して仕事を与えていく必要があります。そういった広域的な観点が必要になるなりの戦略性の高さがあり、一筋縄ではいかない手応えが演出されています。
また、建設系のシミュレーションゲームにしては珍しくストーリーもあり、人工意識「AMI」が様々な出来事、経験を経て成長していく模様が描かれます。イベントは英語のフル音声によって語られ、声優にもゲーム「DEATH STRANDING（デス・ストランディング）」のヒッグス役（モデル兼海外版の音声）などで知られる俳優のトロイ・ベイカー氏を始め、豪華キャストが起用されています。
原作は2020年12月より、SteamでPC版が販売中の「Per Aspera」。本作はそのVRリメイク版で、ポインティングを主体とした操作へのリニューアル、火星全域から基地周辺を間近で見られる視点の採用といったアレンジが施されています。基本的なゲームシステムは原作と変わりありません。またPC版同様、ゲーム内言語は日本語にも対応しています。
新作一覧
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「Per Aspera VR」 |
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「Barbaria」 |
※評価は執筆時点のOculus Storeでの評価です。
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