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話題 2022.11.10

パルマー・ラッキー氏が「SAO」のナーブギアをイメージしたVRヘッドセットを公開 原作者もコメント

Oculusの創業者のパルマー・ラッキー氏が投稿した、Meta Quest Proをベースにした“ナーブギア機能付きデバイス”が話題を呼んでいます。

「ソードアート・オンライン」に登場するVRデバイス「ナーブギア」は、電磁パルスを脳に与えることでVR内での五感を再現します。このシステムにはゲーム内の死亡時に、プレイヤーの脳を焼き切る仕組みが隠されており、本編では、ログアウト不可能になったプレイヤーたちが、デスゲームに挑む展開が描かれました。

本作は、舞台設定が2022年11月6日となっており、ラッキー氏はその日に合わせて、「ナーブギア」を連想するギミックを仕込んだデバイス(のイメージ)を公開した形。「ナーブギア」の仕組みは再現できなかったので、ヘッドセット上部に爆薬(ジョーク品)を設置することで、同等の機能を実現したとのこと。

起爆のプロセスについては、 開発者側が設定したゲームオーバー画面が表示されると、電荷が爆弾に向かって発信され起動する仕組みを採用したそうです。ヘッドセットを外したり壊したりできないような、防止機構も考えていると、ラッキー氏はブログで述べました。

ラッキー氏が作ったデバイスは「ソードアート・オンライン」の作者、川原礫さんもチェックしており、以下のようなコメントを行っています。

なお、ラッキー氏は、アニメ「ソードアート・オンライン」の大ファンとして知られており、将来的に“フルダイブ”型のVR体験は実現可能であると語っています。3月に行われた「ソードアート・オンライン」のオンラインイベントに登壇した際には、ブレイン・コンピューター・インターフェイスの使用を提言。このシステムを使って、触覚をプレイヤーに感じさせる方法がより現実的と論じていました。

(参考)パルマー・ラッキー 公式ブログ


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