Meta社は、VRデバイス「Meta Quest Pro」の複合現実(MR)を活用したおすすめタイトルを公開しました。
今回紹介されたタイトルは、Meta Quest Proの「フルカラーパススルー」「シーン認識」「共有の空間アンカー」さらに「ハンドトラッキング」といった機能を最大限に活用し、より進化したMRを体験できます。
目次
Arkio
Figmin XR
Gravity Sketch
I Expect You To Die: Home Sweet Home
Immersed
Meta Horizon Workrooms
Nanome
Painting VR
Resolve
ShapesXR
Tribe XR
TRIPP
Wooorld
紹介タイトル
Arkio
「Arkio」はデザインの共同作業が簡単にできるツールです。Meta Quest Proのフルカラーパススルーにより、1人で物理世界とバーチャル世界を融合させたり、最大23人で複合現実の中で建物などをデザインしたりが可能です。
部屋にバーチャルな家具を置いたり、壁に新しい窓を追加したり、壁を取り払ったりも簡単にできます。また、Movement SDKの表情とアイトラッキングがMeta Quest ProのMetaアバターに組み込まれているため、他のユーザーと表情を出しながらのコミュニケーションも可能です。
「Arkio」の基本機能は無料。また、Plus(月額790円)、Pro(月額4490円)のライセンスでの契約も可能です。
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Figmin XR
「Figmin XR」はリアルな物理学で構成されたファンタジー世界を、自分のリビングルームで構築できるアプリです。
3Dでスケッチを作成し、3Dモデルをインポートして、部屋の装飾、教育や物理ベースのゲームの構築、インタラクティブ・アートの作成などができます。完成したら、作ったものを公開して、他の人に見てもらったりもできます。
Figmin XRは2,208円で販売中です。
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Gravity Sketch
「Gravity Sketch」は、3Dデザイン&コラボレーションアプリです。Meta Quest Proの新機能を活用することで、3Dオブジェクトやアートのデザインがさらに良いものに。
Meta Quest Proのスタイラスペン先を使い、カラーパススルーと空間アンカーを活用すると、デザインの幅が広がるとのこと。
Gravity Sketchは、無料で利用できます。
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I Expect You To Die: Home Sweet Home
「I Expect You To Die: Home Sweet Home」は、Meta Questプラットフォームでヒットしたタイトル「I Expect You To Die」シリーズのMR版です。本作では、パススルーの技術により、利用者は自宅のリビングルームを脱出ルームにすることができます。
新ミニミッションでは、パズルを解き、危険な罠を破り、知恵を絞ってゾル博士の極悪非道な計画を打ち破ることが要求されます。
「I Expect You to Die: Home Sweet Home」は無料配信中です。
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Immersed
「Immersed」は、VRオフィスアプリです。複数の巨大なバーチャルモニターを使って一人で仕事をしたり、ホワイトボードやPCからミラーリングした最大5つのスクリーンを使って共同作業をしたりできます。
本アプリではカラーパススルーを使うことで、利用者とそのチームはヘッドセットを外すことなく、物理的な作業環境をバーチャル世界に持ち込めます。
「Immersed」は無料配信中です。
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Meta Horizon Workrooms
「Meta Horizon Workrooms」は、VRワークスペースです。Metaの複合現実の生産性ツールにより、どこにいても同僚と同じ環境で仕事ができます。
カラーパススルーとMeta Quest Proのアイトラッキング技術を活用したMetaアバターを活用すれば、物理的なデスクをVRに持ち込み、メモを取り、バーチャルホワイトボードに絵を描きといったことが可能です。
また、ブレイクアウトグループに飛び込んだり、多数のバーチャルスクリーンで作業したり、VRに参加していないチームメイトとビデオ会議を始めたりもできます。
「Meta Horizon Workrooms」は現在ベータ版で、Meta Quest Proの所有者は無料で利用できます。
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Nanome
「Nanome」では、何百ものバーチャル原子から3Dの分子やタンパク質全体を構築できます。さらにカラーパススルーと共有された空間アンカーを組み込むことで、利用者の物理的なオフィスにバーチャル分子を配置可能です。
また、Metaのアバターを利用して、科学的発見を他の人と共同で行うことができます。例えば、バーチャルホワイトボードにメモを書き、インターネットから化学物質やタンパク質をインポートし、電子密度マップなどの実験データを読み込むことも可能です。
「Nanome」の個人利用は無料、授業用のライセンスは年間199ドルからです。商用または研究用に使用する場合は、nanome.aiを確認ください。
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Painting VR
「Painting VR」は、描いた絵画を飾り、作品を鑑賞してもらえるアプリです。色を混ぜたり、ブラシを交換したりする豊富なツールに加え、絵の具やキャンバスも無制限に用意されているので、すぐに絵を描けます。
カラーパススルーと共有空間アンカーによって、ギャラリーやリビングルームの壁に絵画を飾って、展覧会を開くことができます。
「Painting VR」は、2,208円で販売中です。
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Resolve
「Resolve」は、建築の施工を実現するためのツールです。カスタム3Dレンダリングエンジン「Wellington Engine」により、数百万ポリゴンの巨大な3Dビルディング・インフォメーション・モデリング(BIM)をVRでレンダリング可能です。
また、フルカラーパススルーによる拡張現実機能を利用し、物理的な世界にモデルを重ね合わせながら、バーチャルモデルの中を歩くことができます。
「Resolve」は無料で体験できます。
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ShapesXR
「ShapesXR」では、誰でも3Dでの制作を始められます。Meta Quest Proのスタイラスペン先を使って、文字を書いたりスケッチを始めたりするだけで、3Dプレゼンテーションやストーリーボードの作成と共有が可能になります。
チームでリアルタイムにプロジェクトに取り組み、クライアントや関係者を招いてVRで進捗を確認可能です。また、フルカラーのパススルーとアイトラッキング、フェイストラッキングを活用しており、周囲の環境をデジタルコンテンツのキャンバスとして使用しながら、チームメイトの反応も見ることができます。
「ShapesXR」は無料で提供されています。
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Tribe XR
「Tribe XR」を使えば、プロのDJようにDJデッキを操作する方法を学べます。DJ講師やメンターからレッスンを受けたり、グローバルなDJコミュニティで学んだり、コラボレーションしたり、さらには世界中の観客に向けてDJプレイも可能です。
また、Pioneer DJのプロフェッショナルなDJ機器を使用でき、カラーパススルーにより、自宅のリビングでもクラブでも、ダンスパーティを楽しめます。
「Tribe XR」は、2,990円で発売中です。
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TRIPP
「TRIPP」は、瞑想アプリです。心を落ち着かせる音や、呼吸法を通して、マインドフルネスとストレス解消に集中できるようになります。
カラーパススルーとシーン認識機能により、自身の生活空間にバーチャルの瞑想世界を投影させられます。
「TRIPP」は無料で始められ、月額490円からの購読が可能です。
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Wooorld
「Wooorld」では、一緒に飛行機に乗れなくても、誰とでも世界を探検できるアプリです。数え切れないほどの都市、ランドマーク、自然の驚異を、美しい3Dのディテールで訪れることができます。
また、表情や体の動きをトラッキングできるMetaアバターがあれば、一緒に探索したり、「Where in the Wooorld」のようなミニゲームで遊んだりも可能です。
「Wooorld」は1,490円で発売しています。
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(参考)公式ブログ