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話題 2023.07.12

Meta社が、アバターを使って通話できる新機能「Avatar Calling」を発表 Messengerやインスタグラムで利用可能

Meta社は、「Messenger」やインスタグラムにて、アバターを使って通話できる新機能「Avatar Calling」を発表しました。

Meta社は、これまでにSNSやMeta Quest 2でアバターをカスタマイズできるシステムを展開していますが、今回発表された「Avatar Calling」は、(上記のシステムを利用した)アバターを使って、通話できるシステムです。通話者の顔の動きをスマートフォン(iOS/Android)のカメラで認識し、アバターの表情と同期。これにより、自分の表情を変化させることで、アバターの表情を変化させられます。

また、アバターがスタンプとして使える「アバタースタンプ」の実装も告知されました。Facebookやインスタグラム、Messengerで使用可能で、アニメーション付きのスタンプも用意されているとのこと。

Meta社は、FacebookとWhatsAppで、自撮り写真からアバター候補を生成する機能をテストしていることも発表しました。この機能は、アバター作成時間を短縮することを目的としており、今後“時間をかけて”開発を行っていくそうです。

また、各プラットフォームのアバターデザインを統一する取り組みが進行していることも明かされました。現在、Meta社のアバターは、VR(Quest)側とSNS側でデザインがやや異なりますが、将来的に、すべてのアバターデザインは“統合”される予定とのこと。

Meta社は、デザインを統合することでVR側のアバターがよりリアルになるほか、“フィット感”が向上すると説明しています。

なお、アバター向けコスチュームを展開する「Meta アバターストア」には、高級ブランドヴァレンティノのアイテムが追加されたとのこと。カプコンとの提携も発表され、「ストリートファイター6」関連のコスチュームの展開が予告されています。

(参考)Meta


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