10月14日(金)、メガネ型VRヘッドセット「MeganeX」の最新情報が公開されました。新たに発表されたのは「アウトサイドイン対応アダプター」。装着することで、VIVEシリーズや「VALVE INDEX」と同様のトラッキング方式に対応します。
「MeganeX」は、株式会社Shiftallが開発中の新型VRヘッドセット。同社が打ち出す「メタバース向け製品」のひとつで、約250g(ケーブル部を除く)という軽量さと、メガネ型というめずらしい形状が特徴です。発売は2022年中を目指しています。
#MeganeX のビッグ・アップデートです。同梱されるOutside-in対応アダプタを装着すると、Inside-outに加えてOutside-in (lighthouse)に対応します。ですから、みなさん使い慣れたIndexコンがそのまま使えます。この状態でAWEに来週展示してきます。11月には国内でも見れるような場を用意します。(続 pic.twitter.com/KqvOXDZEed
— 株式会社Shiftall (@shiftall_jp) October 14, 2022
今回発表された「アウトサイドイン対応アダプター」は、「MeganeX」本体の上部を覆うように装着。アダプターの重量は70g程度で、「MeganeX」の本体重量が約250gのままであれば、アダプター込みの総重量でも320gほど。「Meta Quest 2」や「PICO 4」よりも軽量ということになります。
アダプターを装着することで、SteamVRのトラッキング技術「Lighthouse」を用いた、アウトサイドイン方式のトラッキングへと対応。VIVEシリーズや「VALVE INDEX」と同様のトラッキング方式になることで、ソーシャルVRユーザー需要も高い「VALVE INDEXコントローラー」も一緒に使えるようになるとのことです。
なお、「アウトサイドイン対応アダプター」の存在から、「MeganeX」の基本のトラッキング方式はインサイドアウト方式と思われます。外部センサーなしで、PCに接続するだけで動作するのであれば扱いやすくなりそうです。一方で、対応コントローラーがどうなるかは未発表です。
HaritoraX 1.1やmutalkは開発フェーズから製造フェーズへと移っていますが、そろそろMeganeXも…! 各方面から『あのツノは何だ』というご質問をたくさん頂いていましたが、量産Verではツノが無くなります。そしてお待ちかねのコントローラー周りの情報もそろそろUpdate! ご期待ください。 pic.twitter.com/0udjIDSuUs
— 株式会社Shiftall (@shiftall_jp) September 27, 2022
大物HMDの発表が終わったようなので? じんわりとMeganeXの全貌についてお知らせしていこうかなと。とりま一つ目は、ツルの下側にこれ。USB Type-C端子が追加されました。 pic.twitter.com/5qSN7lVt1L
— 株式会社Shiftall (@shiftall_jp) October 12, 2022
Shiftallは、直近で「MeganeX」に関する情報を小出しで公開しています。上記の対応コントローラーの件も近日中に公開される可能性は高いでしょう。11月には「MeganeX」を国内でも見ることができる場を用意するとのコメントもあり、期待のかかる新型VRメガネのベールが近々明かされるかもしれません。
2022年1月に公開した「MeganeX」のレビュー記事はこちら。
(参考)Twitter