VR向けのガンコントローラーを手掛けるStriker VRは、新型デバイス「Mavrik-Pro」を発表しました。主にVR体験施設での利用を想定していますが、2023年に一般向けバージョンの展開も行われる予定です。
「Mavrik-Pro」は、法人向けには1,000ドル(約14万円)で展開され、「Thunder」リコイルモジュールと、フロントとリアのグリップにある「Cricket」モジュールが触覚フィードバックを提供します。一般向けのモデルは価格が抑えられ、カラーバリエーションも用意される予定ですが、現時点では詳細は発表されていません。
触覚フィードバックは、開発者側が反応を調整可能で、バリエーション豊かな演出が可能になっています。また”銃本体”には、前面にタッチパッドがあり、トリガー付近にボタンが取り付けられているほか、前面にも2つのボタンが設置されています。
本体には静電容量式センサーエリアも複数搭載しており、複雑な入力にも対応します。米メディアRoad to VRは、センサーを利用することで、マガジンを固定するようにリアグリップの底を叩くといったアクションに対応できる可能性があると論じています。
Striker VRはVR体験施設向けの銃型コントローラーを開発する企業。当初は法人向けのデバイスを手掛けていましたが、2021年2月には一般ユーザー向けに新モデルの開発を発表。日本円にして約4億円を調達しました。
(参考)Road to VR
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