VR内から、保有する当座預金口座を管理できるVRアプリ「Mana VR」が発表されました。PC版はSteamで配信予定。Quest版は、サイドローディング用アプリ「SideQuest」でローンチされる予定です(※日本ではサービス未実装)。
「Mana VR」では、Mana社の銀行口座を開設しておくことで残高を確認できます。最近の取引の確認や、送金なども可能です。アプリを利用することで、スマートフォンゲーム「クラッシュ・オブ・クラン」や「ブロスタ」といったゲームで使えるポイントも得られます。ゲームを遊ぶことで、「Mana VR」で使用できるリワードポイントを獲得できる仕組みもあるとのこと。
現在、口座開設は、アメリカのみを対象として受付されています。将来的には、スマートフォンアプリ(iOS/Androdi)もリリースされる予定で、そちらからの口座管理も行えるようになるそうです。
Manaの製品担当副社長であるSteve Mautoneは、本サービスについて以下のようにコメントしています。
Manaでは、バーチャル世界の創造を超えたものを目指しています。私たちは、見出し以上のものを求めています。私たちは、VRバンキング体験を本当に探求するために、AndroidとiOSのモバイルアプリと一緒に、一級市民としてVRをサポートするためにここにいます。
銀行口座をVRから管理することのメリットはやや不透明ですが、メタバースなどと連動させれることができれば、また違った(VRらしい)活用法が生まれてくることも考えられるでしょう。なお現時点では「Mana VR」の日本国内でのリリース予定の有無などは明らかになっていません。
(参考)VRScout
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