8月17日（水）コンピュータ周辺機器企業Logitech（日本法人名：ロジクール）は、Meta Quest 2向けの新型オーディオシステム「Chorus」を発表しました。価格は99.99ドル（約13,000円）。VALVE INDEXのような”オフイヤー型スピーカー”を内蔵しているのが特徴です。
オフイヤー型スピーカーとは、着用者の耳から少し離れた部分に位置するスピーカー。直接接触しないおかげで耳が蒸れず、痛くなりにくいことがメリットで、聞こえ方もヘッドホンなどと大きな違いはありません。
「Chorus」は、Quest 2のヘッドストラップに装着する形で取り付けます。発表によると、プレミアムBMRドライバーによって、使用者は大きな出来事や小さなディテールをすべて聞き取ることができるとのこと。スピーカーを後ろに回転させることでミュートすることも可能です。
重量は182gで、電源はQuest 2のUSB-Cポートを利用しますが、「Chorus」本体にも同ポートが実装されており、ヘッドセット用の電源ケーブルなどを差し込めます。
同デバイスについて、LogitechのAR/VRビジネスグループヘッド、ヴァディム・コーガン氏は以下のようにコメントしています。
我々は以前から、より多くの人がVRの魅力を体験できるようにしたいと考えていました。「Chorus」はMeta Quest 2のフィット感と快適性を高めるとともに、VRゲーマーのために作られた快適なデザインのオーディオ統合により、長時間のゲームプレイを楽しむ人々がお気に入りのゲームや体験に没頭することを可能にします。
8月現在、「Chorus」は予約の受け付けが開始されていますが、具体的な発売日などは発表されていません。また、日本での展開が開始される時期なども不明です。
「Chorus」のストアページはこちら（英語）
https://www.logitech.com/en-us/products/vr/chorus-for-meta-quest-2.982-000153.html
（参考）プレスリリース
