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話題 2023.12.07

ロックバンド「KISS」がラストコンサートで3Dアバターを発表 “永遠の存在”を目指す

アメリカの有名ロックバンド「KISS」は、所属メンバーを3Dアバター化するプロジェクトを発表しました。12月3日、ニューヨークで行われたコンサートを最後に、メンバーはライブ活動を終了すると宣言していましたが、今後の音楽活動はアバターを通じて行う計画です。

「KISS」は1973年にニューヨークで結成。白塗りの奇抜なメイクと悪魔風のファッションがトレードマークで、2013年までに、世界総売り上げは1億枚を超えています。現在のメンバーは、ポール・スタンレー、ジーン・シモンズ、トミー・セイヤー、エリック・シンガーの4名です。

今回のメンバーの“バーチャルアバター化”は、「永遠の存在になる」ことが目的とのこと。公開された映像では、「KISS」の所属メンバーが高クオリティの3Dモデルとなり、「God Gave Rock ‘N’ Roll to You II」を演奏する様子が見られます。

「KISS」のアバター制作は、「スター・ウォーズ」などで知られるSFXスタジオ、インダストリアル・ライト&マジック(ILM)が担当。制作は、最終ライブの数か月前に実施されました。「KISS」は、サンフランシスコのILM本社にて、キャプチャーやスキャンといった作業を行ったそうです。

(参考)YouTubeILM


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