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メタバース 2023.04.06

京都府亀岡市が歴史文化を発信するメタバース「KAMEOKA VIRTUAL HISTORIA」を公開

京都府亀岡市が、市の歴史文化を発信するメタバース空間「KAMEOKA VIRTUAL HISTORIA-亀岡バーチャルヒストリア-」を公開しました。

「KAMEOKA VIRTUAL HISTORIA」は、亀岡市文化資料館が所蔵する文化財をはじめ、市内各地の伝統芸能や風習を再現したメタバースです。参加者は、現在目にすることのできない亀山城天守や御殿などの様子を見られます。

また各所にちりばめられた歴史資料を集めると、地域にまつわる歴史に触れることができます。

メタバース内にはストーリーがあり、訪れた方が一人でも長時間楽しめるような体験ができるとのこと。入場はブラウザから可能です。

「KAMEOKA VIRTUAL HISTORIA」のURLはこちら。
https://museums.city.kameoka.kyoto.jp/metaverse/

データベースのURLはこちら。
https://museums.city.kameoka.kyoto.jp/database

「KAMEOKA VIRTUAL HISTORIA」の内容

ストーリー

亀岡市文化資料館からの依頼で、亀岡の歴史を収集するための”HISTORIA-歴史書-”を完成させる事になった主人公は、過去の亀岡にタイムスリップする時空の旅へ。過去の亀岡に散らばった「歴史物語の破片」を集め、「亀岡の歴史物語」を完成させることが主人公に与えられたミッションです。また、「歴史物語の破片」以外にも、「文化遺産」「自然」「暮らし」といった様々な情報を撮影し、「図鑑」を充実させていくと「歴史ハンターとしての称号」が与えられます。参加者は「歴史ハンター」として自分だけの「HISTORIA」をつくりながら、亀岡をめぐる旅を楽しみます。

楽しみ方

①「KAMEOKA VIRTUAL HISTORIA」ランディングページからアクセス
②お好きなアバターを選択
③過去の亀岡を巡る旅へ

旅の舞台となる5つのエリア

メタバース空間は亀岡市の自然・歴史・文化を象徴する「丹波亀山城」、「保津川」、「丹波国分寺跡」、「福壽山金剛寺」、「霧の宝物殿」、「棚田の村」などのエリアに分かれています。参加者はこれらのエリアを自由に行き来し、時空を超えて亀岡の魅力に触れることができます。

エリア紹介

※一部抜粋

「丹波亀山城」 現在はみられない丹波亀山城や、丹波の中心地としての亀岡の歴史を伝えます。

「霧の宝物殿」丹波中心地で育まれた仏教文化を知るとともに、亀岡市に現存する仏像に触れるエリアです。

「福壽山金剛寺」亀岡の出身で、「日本写生画の祖」とも呼ばれた円山応挙と美術史について学ぶことができます。

 

「保津川」丹波山地東部を源流として亀岡市を通り、京都市嵐山へとそそぐ保津川は、古くから輸送路としての役割を果たしました。亀岡の豊かな自然と物資の輸送による都との関わりを紐解きます。

「棚田の村」過去の亀岡の人々の暮らしにフォーカスし、当時の生活から亀岡の四季の魅力を伝えます。

関係者コメント

株式会社 stu リードエンジニア 青木雄斗 コメント

どうしたら亀岡を知らない人に興味を持ってもらえるのか」を考えたとき、いま、世界でメタバースが「新しいもの」とされている時代だからこそ、メタバースを活用することに大きなメリットを感じました。本来、歴史とメタバースはあまり近いところにないコンテンツかもしれませんが、今回のプロジェクトで思 い 切っ て そ の二 つをつ な げた ことで、じ つは非 常に親 和 性が 高 い こ と を我 々 も 再認 識 し ま し た。「KAMEOKA VIRTUAL HISTORIA」が若い世代に届いて、亀岡の魅力を知ってもらうことはもちろん、歴史を知ることを楽しいものとして認識していただけたら嬉しいです。

亀岡市長 桂川 孝裕 コメント

豊かな自然に恵まれた亀岡市には、古くから、丹波国の中心地として栄えてきた歴史と文化が息づいています。歴史ある仏像が数多く伝わり、円山応挙の芸術が育まれ、明智光秀ゆかりの城下町のたたずまいが色濃く残っています。この亀岡の素晴らしい自然や歴史的文化財の数々を、国内外の人々に伝え、さらに未来に伝えていきたいと考えています。亀岡から新たな文化体験を提案する、市としても大きな挑戦です。まずは、多くの皆さんに、メタバースで亀岡を知っていただき、リアルな亀岡のファンになっていただきたいと思います。亀岡市では、今後もデジタル文化資料館内のコンテンツの充実化を図ることで、市の魅力や文化遺産を適切に保護・保全していくことで、誰もが空間を超えてアクセスでき、また次世代の人材育成につながる環境づくりを進めてまいります。

(参考)公式提供資料


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