独ミュンヘンを拠点に活動するVRスタートアップHologateは、同社が世界規模でサービスを提供するVRアトラクションにて、2017年の設立以来ユーザー数が200万人に達したことを発表しました。
VRハードウェアからVRコンテンツ制作まで手掛けるHologateは、マルチプレイ対応VRシステムのHologateを世界中に展開しています。Hologateはヨーロッパ、中東、アジア太平洋地域、北アメリカ、南アメリカにおいて19か国224箇所の施設にて導入されています。同社によると、Hologateのユーザー数は、毎月20万人程の増加によって総ユーザー数200万人に達したとのこと。また、Hologateの統計では、各施設で毎月平均で1,500人のユーザーがHologateを体験しており、上位21%の施設では毎月2,500~3,500人のユーザー数を獲得している模様です。
米ロサンゼルスにある巨大アミューズメントパークTwo Bit Circusによると、HologateのVRアトラクションは常に人気があり、ユーザーが好むVR体験というだけでなく、容易なオペレーションと信頼感を併せ持っていると高評価を得ています。
メジャーブランドとの提携で事業拡大を図る
HologateのCEOであるLeif Petersen氏は、今後の展開について以下のようにコメントしています。
2019年は、私たちのプラットフォームにとって非常に重要な年となるでしょう。たくさんの新作ゲームがリリース予定であることに加え、映画業界やゲーム業界のメジャーなブランドとのパートナーシップも進めています。
すでにHologateは、2019年後半公開予定の映画「The Angry Birds Movie 2」に関連した、アングリーバードのVRゲームをリリースする準備に取り掛かっているとのことです。
(参考)Road to VR
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