ロサンゼルスのダウンタウン近郊に、新しいエンターテインメント施設がオープンします。28以上のVRアトラクションも備えたこの施設は、未来のアミューズメントパークの姿を示しているとも言えそうです。
VRコーナーを備えた巨大アミューズメントパーク
新しくオープンするのは、アミューズメントパーク「Two Bit Circus」です。38,000平方フィート（約3,500平米）という広大なスペースに、アーケードゲームやVRアトラクション、映画館などを備えています。
VRコーナーは、”脱出ゲーム”のように区切られた部屋で体験できます。マルチプレーヤー向けシューティングゲーム「The Raft」など、複数人で楽しめるゲームが中心。Starbreeze社のヘッドセットを採用し、自由に動き回れるアトラクションもあります。
グループでVRを楽しむ個室も
各種VRアーケードゲームも含めて28以上のアトラクションを備える他、特徴的なのはカラオケルームのようなコーナー「Cabanas」です。ユーザーは個室を借り、その中でグループでVRゲームを楽しむことが出来ます。一人がVRゲームをプレイする間、食事や飲み物を取りながら大画面でそれを見て、皆で盛り上がるようなシーンを想定しています。
8月末にプレオープン予定
VRゾーンの他には、プロジェクションマッピングを使ったアーケードゲームや、観客参加型のシアター、ロボットがバーテンダーを務めるドリンクコーナーなど、未来を感じさせる要素で溢れています。
通常のゲームは約1ドル～3ドル、VRアトラクションは約10～15ドルという料金設定になっています。
「Two Bit Circus」の正式なオープン日時は明らかにされていませんが、8月27～30日にプレオープンを行う予定で、公式ウェブサイトにて予約を受付しています。
VRアーケードや体験施設といった”施設型VR”はVR普及の鍵を握ると期待され、資金調達や関連製品の開発も続いています。
（参考）VRScout
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