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ゲーム・アプリ 2018.12.15

初音ミクが登場するVRコンテンツを一挙紹介! ゲームやライブ、アニメ制作ツールも

2007年に登場したVOCALOID(ボーカロイド)初音ミク。ボーカル音源ソフトとして、そしてキャラクターとして多くの人々に愛されており、リズムゲーム「初音ミク -Project Diva-」シリーズや、ライブイベント「マジカルミライ」など、様々なポップカルチャーやテクノロジーと組み合わせた展開がなされています。

VR/AR等の分野でも、この初音ミクをフィーチャーした「初音ミクと会える」「同じ空間にいることができる」コンテンツが多数リリースされています。本記事では、初音ミクが登場するVR/ARコンテンツやアプリなどを紹介します。

目次

「初音ミク VR」
「初音ミク VRフューチャーライブ」
「超歌舞伎VR 」
YouTubeでも楽しめる
「ミク☆さんぽ」
番外編:「RICOH THETA SC Type HATSUNE MIKU」

「初音ミク VR」

初音ミク VRは、ミクの歌とダンスを楽しみながら遊べるリズムアクションゲーム。PC向けのゲーム配信プラットフォーム「Steam」にて配信されており、VRヘッドセットHTC VIVEとOculus Riftの2つに対応しています。価格は2,480円(税込)。


(「千本桜」を選択すると夜桜が美しいステージに)

音楽に合わせて流れてくるノーツに、両手のコントローラーで触れてプレイします。本作には様々なステージが用意されており、目の前でミクの歌とダンスを楽しめます。

プレイ可能楽曲には「Ievan Polkka」や「千本桜」「ゴーストルール」などの8曲を収録。また、「エイリアンエイリアン」や「恋愛裁判」など5曲が収録されたダウンロードコンテンツ「Hatsune Miku VR – 5 songs pack 1」も配信されています。こちらの価格は1,190円(税込)。

「初音ミク VRフューチャーライブ」

初音ミク VRフューチャーライブは、初音ミクをはじめとするボーカロイドたちのライブを楽しむことができる、PlayStation VR(プレイステーションVR・PSVR)向けコンテンツです。価格は2,700円(税込)。

プレイヤーが手にしているコントローラーや、PlayStation Move モーションコントローラーを、ゲーム内でサイリウムとして使用できるのが特徴。サイリウムを振ってコールすることで、本物のライブに参加しているかのような臨場感が味わえます。

ライブ中はエフェクトが空間を飛んだり、視点位置を自由に切り替えたりなど、VRならではの演出を楽しむことも可能。ライブを盛り上げると、ミクと2人きりでプライベートアンコールステージを楽しむこともできます。

2018年12月現在、「初音ミクVR フューチャーライブ」は「1st Stage」「2nd Stage」「3rd Stage」の3作品が各2,700円で配信されています。各ステージにつき6曲に加えてアンコール1曲、3ステージで合計21曲のライブを視聴できます。PS Storeはこちら

「初音ミク VRフューチャーライブ」のレビューはこちらです。

「超歌舞伎VR 」

超歌舞伎VRは初音ミクと花街でのおもてなしを体験できるPSVR向けコンテンツです。2017年のニコニコ超会議にて行われた「超歌舞伎 花街詞合鏡(くるわことばあわせかがみ)」のワンシーンを楽しめる内容となっており、価格は無料です。

プレイヤーは灯篭を持って江戸時代の花街を歩き回り、傾城初音太夫(=初音ミク)を360度どの角度からでも見ることができます。本アプリではどこでも自由に写真撮影ができ、撮影した写真はSNSにシェアすることも可能です。PS Storeはこちらから。

YouTubeでも楽しめる

YouTubeには、初音ミクのMMDモデルを使用した360度動画が数多く投稿されています。これらの動画は、スマートフォンやPlayStation VR(プレイステーションVR・PSVR)などで楽しむことができます。スマートフォンの場合はVRゴーグルとヘッドホンを装着することで、没入感を高めることができます。

視聴はスマートフォン・タブレット向けアプリ「YouTube」、または各VRデバイスより公式VRアプリ「YouTube VR」からも視聴できます。初音ミクの360度動画を探す場合は「初音ミク VR」や「初音ミク 360度」などの検索ワードがおすすめです。

「ミク☆さんぽ」

KDDI株式会社とクリプトン・フューチャー・メディア株式会社は、ARで初音ミクと一緒に写真を撮ることができるアプリ「ミク☆さんぽ」を展開しています。同アプリは、これまでに「ニコニコ超会議2017」や「SNOW MIKU 2018」、カフェイベントなどで展示されています。「ミク☆さんぽ」はイベント限定展示ですが、初音ミク関連イベントでは定期的に出展されているため要チェック。

番外編:「RICOH THETA SC Type HATSUNE MIKU」

初音ミクの生誕10周年を記念した360度カメラ「RICOH THETA SC Type HATSUNE MIKU(ミクシータ)」は、撮影した写真に初音ミクを合成して360度コンテンツを制作できます。ミクシータは限定3939台となっており、製品ページから購入できます(2018年12月14日時点)。価格は33,939円(税別)。

ミクシータは、株式会社リコーの360度カメラ「RICOH THETA SC」をベースとした初音ミクとのコラボレーションモデルです。初音ミクのイメージカラーであるブルーグリーンのボディに、イラストレーターのKEI氏による公式イラストが描かれたデザインとなっています。本カメラを使用した360度写真コンテストも開催されており、現実世界に初音ミクを召喚している作品の数々がノミネートされています。


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