Valveが2020年3月にリリースしたVRゲーム「Half-Life: Alyx」の総所有者数が、200万人を突破したことが報告されました。この報告は、Steamで配信されているタイトルのプレイ人数や売り上げを独自集計するサイトSteam Spyによるものです。
「Half-Life: Alyx」は名作FPS「Half-Life」のシリーズ最新作。地球外生命体の侵略軍との熾烈な戦いを切り抜けていく作品で、リリース以降、多くのユーザーから高評価を獲得しています。毎年開催されているゲームの祭典「The Game Awards 2020」の「BEST VR/AR」部門にもノミネートされています。
「200万人」の壁突破か
これまでSteam Spyでは、「Half-Life: Alyx」のオーナー数は“100万人から200万人”と表示されていました。現在は“200万人から500万人”に変化しています。Steam SpyはSteam公式のサービスではないものの、海外では一定の信頼性があるとみなされています。
200万人の大台を突破した理由として(「Half-Life: Alyx」の高い人気に加え)、様々なキャンペーンの対象となってきたことが挙げられるでしょう。VavleはVRヘッドセット「VALVE INDEX」や「VALVE INDEX」用コントローラーの購入者に本作を無償提供。HTCと提携し、期間限定のバンドル版販売も行われました。こういった“大盤振る舞い”が、所有者数増加の一因であることは間違いないでしょう。
(参考)UploadVR