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ゲーム・アプリ 2018.11.14

バーチャル配信アプリ「GooMe」発表、先行体験も募集開始

株式会社トライフォートは、バーチャルキャラクターになりきりライブ配信ができるアプリ「GooMe(グーミー)」の先行体験ユーザー募集を開始しました。アプリは2018年11月下旬にβ版をリリースし、2019年春に正式版を公開する予定です。

上半身の動きも反映可能なライブ配信アプリ

「GooMe」は、バーチャルキャラクターによるライブ配信、およびその視聴を1つのアプリで楽しめるサービスです。AIによるリアルタイムモーションキャプチャーや3D変換技術を活用し、3D空間でユーザーの顔の動きや表情、上半身の動きをバーチャルキャラクターに反映できることを特長としています。

バーチャルキャラクターは、顔・髪型・コスチュームのカテゴリから各5種類のカスタマイズが可能です(アイテムは順次追加予定)。視聴者側は配信者へのコメントやギフト機能(投げ銭)を利用できます。

アプリ内に3D空間を再現、「VRM」にも対応予定


「GooMe」では、バーチャルキャラクターの表情や動きなどは3Dデータに変換して配信する仕組みとなっています。視聴者側のアプリでは、配信されたデータを3D空間に再現することで、好きな角度からライブ配信が楽むことが可能になるとのことです。

今後は正式版に向けて、VR向けファイル形式「VRM」への対応や、ギフトアイテムの3D化やアクション化、配信者が他の配信者へ訪問できる「凸機能」の実装が予定されています。

「GooMe」の配信機能の対応機種はiPhone X/XS/XS MAX/XR。視聴機能はiOS 11以上 iPhone 6以上、iPad Air2以上です。また、iPhone Xシリーズ以外の機種やAndroidにも対応予定であることも発表しています。

公式バーチャルタレント「慧桜ココロ」がVTuberデビュー

「GooMe」のサービス開始と併せて、同アプリの公式バーチャルタレント「慧桜ココロ(あすか こころ)」がVTuber(バーチャルYouTuber)デビューしています。


(サービス発表会に姿を現した慧桜ココロ)

2018年11月13日に開催されたサービス発表会では、「慧桜ココロ」がモニターに登場。その場でYouTubeの動画投稿ボタンを押して、「生」でVTuberデビューしました。

慧桜ココロは公式バーチャルタレントとして活動を行っていく予定であり、「歌ったり踊ったり、みんなと会えるリアルイベントをやってみたい」とコメント。また、「VR世界と現実世界の架け橋になれるように頑張っていきたい」と今後の意気込みを語りました。

https://www.youtube.com/watch?v=RnYITZRqjyE

(参考)株式会社トライフォート プレスリリース


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