オランダの画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホが描いた『ひまわり』を360度動画で鑑賞できるバーチャルギャラリーをFacebookが公開しました。鑑賞は、VRデバイス「Gear VR」か、PCブラウザ上での体験が可能となっています。
Facebookが行うバーチャルギャラリーでは、5つの美術館と協力し、世界各国の展示されている『ひまわり』を同じ空間で体験できます。展示物の『ひまわり」は、ゴッホの弟・テオのひ孫である「ウィレム・ヴァン・ゴッホ」による解説とともに鑑賞が行えます。
・『ひまわり』バーチャルギャラリー
https://www.facebook.com/VanGoghMuseum/videos/10159187334010597/
こちらは動画の一部です。芸術作品にまつわる話から、ゴッホの人生まで語られる4分間ほどの内容となっています。
ゴッホの現存する『ひまわり』は、イギリスの「ナショナル・ギャラリー」、オランダの「ゴッホ美術館」、ドイツの「ノイエ・ピナコテーク」、アメリカの「フィラデルフィア美術館」、日本の「東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館」の5つの美術館が所有しています。
美術館のエキスパートによるライブ配信も
8月15日(日本時間)には、『ひまわり』を所有する美術館のFacebookページにてリレー形式によるライブ配信が実施されます。各Facebookページでは、美術館のエキスパートたちによるトークが行われます。各ライブ配信の内容は、アーカイブ動画として投稿される予定とのことです。
ライブ配信の日程は下記のとおりです。
美術館名 |
都市名(国名) |
配信時間 |
FacebookページURL |
ナショナル・ギャラリー |
ロンドン |
1:50 から 2:05 |
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ゴッホ美術館 |
アムステルダム |
2:10 から 2:25 |
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ノイエ・ピナコテーク |
ミュンヘン |
2:30 から 2:45 |
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フィラデルフィア美術館 |
フィラデルフィア |
2:50 から 3:05 |
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東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館 |
東京 |
3:10 から 3:25 |
バーチャルな世界で絵画を鑑賞できるコンテンツに関しては、ゴッホと同じく世界的に有名な画家「ダリ」のアートにおいても取り組まれています。ダリが手掛けた280以上の作品を見たり触ったりという体験が可能となっています。