バーチャルアバターを用いた様々な写真を撮影できるアプリ「FumiFumi」がリリースされました。iPhone、iPadに対応。基本利用は無料です。
「FumiFumi」は、VRoid向け衣装の着衣モデルとして活動している青空フミさんが開発したアプリです。「FumiFumi」を利用すれば、外部からのVRM形式のアバターを読み込んで、好みのアバター写真を撮影できます。またサンプルアバターも3体用意されています。
実際に試してみた
サンプルアバターで試してみます。まずはアバターのポージングを設定します。プリセットでかなりの数のポーズが用意されているので、好きなものを選択してみましょう。
次に微調整をかけていきます。プリセットでポーズをとった状態から、手足などのボーンの位置や角度を調節できます。アバターの拡大縮小や、全体の角度変更も可能です。表情や手の形も指定できます。
背景画像の読み込みができるのもポイント。スマホで撮影した写真を読み込めば、現実世界にアバターが現れたような写真を生み出せますが、そのままでは明るさや影の向きや濃さに違和感が生まれます。
そこで役立つのが各種ライティング調整。光源の方角や色、影の強さ・向き・ぼかしなどを自由に設定できます。
各種ライティングを調整すると、アバターを背景になじませられます。このひと手間があるだけで、アバターの実在感を一気に引き上げられるので、ぜひこだわりたいところです。
マスク機能を用いてアバターの一部を隠すこともできます。この機能を使えば、現実世界の物体の背後にアバターがいるような、立体感のある写真を作り出せます。マスクを設置した箇所にはアバターの影が落ちるため、ベンチの座面にマスクを貼って、アバターが座っているかのような写真も撮影できます。
出来上がった写真がこちら!
アバターを用いた写真アプリはこれまで多く登場しましたが、「FumiFumi」の最大の特徴は、ライティング調整やマスク機能といった、現実世界へアバターを溶け込ませる上でほしい機能が充実している点です。機能が多いので最初は戸惑うかもしれませんが、操作は直感的なので、少し触れば使いこなせるようになるでしょう。
旅先で撮影した写真に、自分のアバターを実在感たっぷりに登場させれば、「バーチャルな自分が現実を旅している」ような写真も作成できます。VTuberはもちろん、ソーシャルVRなどで自分のアバターを持っている人にもオススメなアプリです。
「FumiFumi」は基本利用無料。月額500円の課金でいくつかの機能が解放されるプレミアムプランも用意されています。今後は「VRoid Hub連携」も実装が検討されており、さらに使いやすくなるかもしれません。
「FumiFumi」のダウンロードはこちら。
https://apps.apple.com/jp/app/fumifumi/id1618597614
【!!!重大発表!!!】
ついにアプリリリースしましたー!青空フミが使っている撮影環境がみんなの手元にやってきたぞー!
お友達の「アレが欲しかった」「コレが欲しかった」が入ってるはず!
バーチャルフォトや配信活動のお役に立てばいいなー! https://t.co/ZjOaepXHey pic.twitter.com/if6tUrz17a— 青空フミ (@FumiFumi2019) August 12, 2022
(参考)Twitter